損害保険会社 法人営業 / 大倉亮一さん – ベトナム就職者談

今回のベトナム就職者談では、ベトナムの大手日系損害保険会社に転職し勤務中の大倉さんに話を伺いました。ベトナムのホイアンを旅行している時に出会ったベトナム人女性と恋に落ち結婚。日本で働いた後にベトナム就職/転職を決意され、ベトナムで奥様と一緒に生活されています。そんな大倉さんに、ベトナム就職/転職する際に大事なことをお話いただきました。

大倉亮一さん ポートレート

 ベトナム就職/転職を決めた理由は?

−では早速ですが、大倉さんの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

わかりました!私は大倉と申します。もうベトナムに来て5年くらい経ちます。出身は埼玉で、千葉の中学・高校に通い、東京の早稲田大学の教育学部に通っていました。ハンカチ王子こと斎藤佑樹さんと同じ学部で、彼は一つ下の学年でした。私も負けずに筋トレを趣味にしており、毎日プロテインを飲んでいます。朝が理想的ですね、というのも、起きたてはタンパク質が不足しているので吸収が良いんですよね。

 

−筋肉の話ばかりになりそうですよ笑。

すみません、ついつい・・・。他には、ベトナム語の勉強を3年間欠かさないようにしています。ベトナム語のニュースを高頻度で読んでいます。そして、なぜベトナム語を勉強しているのかというと、奥さんがベトナム人だからっていうのと、あと一つはせっかくベトナムに長く滞在する予定だから、こっちの言葉を覚えたほうが良いし、現地語を話せると世界が違うからです。

 

−どのようにしてベトナム語を勉強されているのですか?

毎週3回、ホーチミン市人文社会大学で開催しているベトナム語夜間コースに通っています。それプラス自習しています。奥さんとはもともと英語で会話していたけれど、最近はベトナム語の比率が増えていますよ!

 

−仕事の内容、勉強になります。ちなみに、ベトナム就職を決められてきっかけはなんですか?

私の場合、奥さんがベトナム人だったから、たまたまベトナムに来ました。とはいえ、学生時代は海外で働きたいとは全く考えていませんでした。ベトナムに来る前は、日本の段ボールメーカーの内勤スタッフとして働いていました。段ボールのようにドメスティックな業界にいると海外に出たいなんて思えませんでした。でも、愛する人がベトナムにいるので、どうしても一緒になりたくて、考えた選択肢として奥さんを日本に呼ぶ、または自分がベトナムに行く、この2つでした。

特に若いうちにチャレンジしないと勿体無いと思ったし、失敗してもやり直しできるのは若いうちかなと。そして、後者を選び、勢いでベトナムへ来て、こちらで仕事を探しました。

 

−実際勢いで来越して失敗したと思うことはありますか?

特にないですね。僕はベトナムから帰る気がないし、長く働く前提で来ているから、会社で働くならやっぱりどうやってスキルを身に付けるか、どうやって成長できるのかをベースに考えるべきだと感じています。「これをやって3年で日本に帰ります!」って感じではなく、こっちで生活の基盤を作るといった感じで、これも全然悪くない生き方だと思います。

 

 ベトナムでの仕事内容や苦労する点は?

−今はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

今は損害保険会社に転職し、日系企業向けの法人営業をやっています。保険商品の販売やリスクコンサルティングがメインですね。これはなにかというと、工場のお客さんが防災調査を行った際に工場にどのような危険が潜んでいるのか、そして改善点を提示することですね。僕はベトナムだけではなく、隣国のカンボジアも担当してます。

 

−ちなみに今の会社を選ばれた理由は何ですか?

現地採用ながらも、今の会社には将来性があると思ったからです。実際、営業としていろんな経験もさせてもらっています。最初こちらで働く時には英語はある程度使えたので、どうせなら英語を使ってみたいなと。その夢が簡単に叶いました。日本語はちょっとした言い回しで失礼にあたるとか煩わしいルールがあるとは思いますが、一方英語の方が覚えるのは楽です。でもいつかはベトナム語を使って仕事を回したいです。

ちなみに、人から聞いたけど、タイでは「タイ語できる日本人募集!」と掲げているところが多いみたいですね。ベトナムは「ベトナム語できる人募集!」と採用しているところはほとんどありません。ベトナムで働く場合、結局英語も社内コミュニケーションレベルだからです。その分、ベトナムで働くは意外とハードルが低いです。

 

−ベトナムで仕事をするうえで苦労することはありますか?

実際仕事で大変なことは、基本的に保険業界は公用語が英語ということです。保険証券自体英語で記載されているので、英語ができないと読み解けないし、説明もできません。いかに社内のスタッフと英語でやりとりできるか、というところも難しいです。販売している商品は非常に専門的ですが、保険自体は実態がないもの(所謂、無形商品)なので、我々は「どうですか?どうですか?」と全面から売り込むのは不可能です。やはりリスクが高いものが売りにくいのです。こちらは「この保険を売りたい」と思っても、相手は「リスクが高いから無理だ」と言い返されます。至極当たり前のことですが、いかに相手に安全であることを英語で説明しなければならないです。その分、やりがいはあります。

 

 ベトナム就職/転職する際に気をつけることは?

−ベトナム就職/転職する際に気をつけるべきことがあったら教えてください!

良い質問ですね。こちらからの疑問というか問題意識なんですが、例えば、ベトナムで3年働いて日本に帰るってのはありだと思いますか?ベトナムで何を得て、日本に帰国するのかを明確に持っておかないと危険だと思います。安易に来るのはオススメしないですね。海外で働くのであれば、事前に目標や目的を持つ方が有意義な海外就職になるかと思いますね。特に年齢によって考え方は変わっていきます。22の時の自分、24歳の自分そして30歳前を控えた今この瞬間に考えることは違います。目的を持つのも大事ですが、その時にやりたいことに集中して時間を割ければ良いですね。

 

−大倉さんが今後やってみたいことは何かありますか?

せっかく好きなだけベトナムに滞在できるので、サイドビジネスやってみたいと考えております。とはいっても、小遣い稼ぎ程度でいいんですけどね。なんだかんだベトナム語を使う仕事をやりたいんですよね。

やはり今は日本人の中でベトナム語を話す人は少ないので、逆にチャンスだと思っていますし、やっぱり勉強するのが好きなんですよね。そして、その国のことを知るためには言葉を学ぶ方が早いと思っています。実はベトナム語で学べば上下関係を学ぶことができます。

例えば、年上の男性にはanh、年上の女性にはchi、年下にはemと年齢によって使い分けますが、言葉を学ぶことによってベトナムは年齢による上下関係が明確に分けられていることに気づくのです。「言葉=文化」と仮定するのであれば、言葉を学ばない限り現地人のことは理解できないでしょう。

大倉亮一さん

 

−同感です!現地語を学ぶことこそが現地のことを理解する最適の方法ですよね。最後に、ベトナム就職/転職を検討されている方へ一言お願いします!

理由はなんであれ、海外就職/転職することは良い経験になると思います。私みたいにずっとその国にいようと考えるのも良いですし、目的意識を持って数年働くというのも良いと思います。新しい挑戦するフィールドがあなたを待っています。

 

−今日は貴重なお話をありがとうございました!

 

最新ベトナム求人はこちら

****************************************************************************************
▽ベトナム就職・転職に関する相談はこちら▽
ベトナム就職相談

Jellyfish Agentではベトナム就職・転職サポートを無料で行なっております。
ベトナムの求人・仕事に興味をお持ちの方はお気軽にお申し込みください。