ベトナムの治安を都市別に解説!ホーチミン、ハノイ、ダナンの治安は?

ここ数年経済成長も著しく、日系企業の進出が進むに伴い日本人の数も増えてきたベトナム。東南アジア諸国の中でも比較的治安が良いと言われていますが、実際のベトナムの治安はどうなのでしょうか。ベトナムの大都市であるハノイやホーチミンの治安は違うのでしょうか。

そこで、これからベトナム就職・転職を考えているけど、ベトナムの治安は大丈夫なの?という方のために、今回はベトナムの都市別の治安について、また東南アジア諸国の中でのベトナムの治安について解説します。また、ベトナムにおける防犯対策をご紹介します!

ベトナムの治安に関する基礎知識

まずはベトナムの治安に関して基礎知識として、ベトナム人の国民性・平均所得、ベトナムでよくある犯罪について押さえておきましょう。

 

ベトナム人の国民性は?

治安のお話の前に、まずは基礎知識としてベトナム人の国民性の解説をしたいと思います。ベトナム人の国民性は、全体的にざっくり言うと「明るい」「勤勉」「素直」と言った感じです。しかし日本国内でも地域によって異なる県民性があるように、ベトナム国内でも地域によって国民性が異なります。

 

北部の人柄

ベトナム北部の人々の傾向として、真面目で内気、生真面目で勤勉であり、信頼できるといった人柄です。もともと北部は南部に比べ資源に貧しかったこともあり、そのたくましく生きる精神力がこういった人柄へと繋がっていったのでしょう。北部には首都のハノイがあり、ハノイは1,000年近く首都として栄えている場所です。そのため、北部の人は歴史を重んじる、少し保守的な性格とも言われています。

 

中部の人柄

ダナンを中心都市とするベトナム中部ですが、近年ダナンはハノイ、ホーチミンと並んでベトナム第3の都市と言われるようになるまで発展しています。そんなダナンの人々の人柄は、穏やかだが現実主義、かつ能動的であるといわれています。

多くの家庭が低所得者層に属し、まだまだ田舎も多いことから、そこで育った若者たちは大学を卒業しいい仕事に就くため、ハノイやホーチミン、ダナンと言った都市部に進学をします。現実的でありながらも成功してやるという気概を持つ傾向にありハノイやホーチミンで起業したり、語学留学の後帰国をしてキャリアを積んでいったりするというのが中部によくある典型的なサクセスストーリーです。中部の人々の人柄にはこういった背景があると言えるのでしょう。

 

南部の人柄

南部には、ベトナム国内最大の経済都市ホーチミンがあります。北部のハノイが日本の東京であれば、ホーチミンは大阪といったところでしょう。そんな南部の人々の人柄は大らかで人見知りをしないが、少し短気と言った面もあります。ホーチミンは経済的に発展している土地のため、技術力のある人たちが集まる傾向にあります。また、家族の絆を大切にし、組織に従う従順さという日本人にも共通する面を持っています。

 

 ベトナム人の平均所得

国の平均所得は治安と直結します。平均所得が低く貧しい国は一般的に治安が悪く、犯罪が増える傾向にあります。実際、日本よりも平均所得が安いベトナムでは、日本人はお金を持っていてだましやすいと狙われやすい傾向にあります。ベトナム人の平均所得はどのくらいなのか、ベトナムの治安の基礎知識として理解をする必要があります。

 

2017年の各地域別の平均月収

少し古い情報ですが、以下がベトナム最大の求人サイト「VietnamWorks」が発表した2017年のベトナム国内の労働者のエリアごとの平均月収です。この年のベトナムの労働者の平均月収は650万ドン(約3万500円)であり、ホーチミン市内の労働者一人当たりの平均月収はこれを約38%上回り全国一位となりました。

1位ホーチミン市

1037万ドン(約4万8900円)

2位ダナン市

1020万ドン(約4万7900円)

3位ビンズオン省

1010万ドン(約4万7400円)

4位バクニン省

950万ドン(約4万4600円)

5位ハノイ市

930万ドン(約4万3700円)

 

 ベトナムでよく起きる犯罪は?

ここまで、ベトナムの治安を知るための基礎情報の解説をしてきました。では、比較的治安の良いと言われてベトナムは、実際にどのような治安なのでしょうか。実際によく起きる犯罪を元に、ベトナムの治安の実態を解説していきたいと思います。

 

スリ・ひったくり、置き引き

ベトナムで最も多く起こる犯罪が、スリ、ひったくり、置き引きです。いずれも軽犯罪ですが、頻繁に起こることからベトナムは治安が悪いという印象を持つ人もいます。

スリは、観光客が多い市場や通りで、会話に夢中になっている人が狙われやすいです。物売りの子供が話しかけてきて、話をしている間に仲間がスリを働くというストリートチルドレンによる集団スリが近年多くなっています。

また、ひったくりもベトナムでは多く発生しています。バイクで追い越しざまに荷物や財布などをひったくっていくというものですが、斜め掛けのカバンなども無理にひったくろうとし、転倒して骨折など重傷を負う被害も出ています。こういったバイクによるひったくりのみならず、最近はタクシーの乗り降りのタイミングを狙ったひったくりも発生しています。

さらに、空港やホテルで荷物を置いているときや買い物中で多くの荷物を持っている時等、足元に置いていた荷物を置き引きされると言った被害が発生しています。世界的に見ても治安の良い日本だと、少しくらいなら荷物を置いてトイレに立ったりと荷物から目を離してしまう人もいるかもしれません。しかしベトナムでは要注意です。ホテルでも犯罪が起こることがあるので、貴重品はフロントには預けない、チャイムが鳴ってもむやみにドアを開けないなど、日本との治安の違いを理解し用心をすることが必要です。

 

詐欺・ぼったくり

比較的治安の良いと言われているベトナムでも、日本ではなかなかないような詐欺が起こることがあります。ベトナムでよくある観光客を狙った詐欺には、「いかさま賭博」「アイスクリーム詐欺」と呼ばれるものがあります。

いかさま賭博

いかさま賭博は様々な口実で片言の日本語を交え話しかけてくるところから始まります。例えば、「来月から日本で働く予定だが心配だ。家へ来て家族に日本がどんなところか説明してくれないか。」などといった感じです。家について行くと、親族と名乗りカジノのディーラーをしていると自称する人が現れ、カードゲームへ誘われます。最初はどんどん勝てるが掛け金が大きくなるにつれ負けが続くよう仕向けられ、気が付けば大損していると言った手口です。

アイスクリーム詐欺

アイスクリーム詐欺では、道端で子供が観光客に話しかけ、アイスを買ってあげると言い出します。買ってくれたアイスを食べているうちに子供の親が出てきて子供を怒り始め、子どもが「アイスを買ったことを怒られた。アイスの代金を返してほしい」と言い出します。観光客は悪く思いアイスの代金を渡すのですが、この時言われる金額が市場価格を大きく上回るものであるという詐欺です。

以上のような詐欺は、日本で起こることはなかなかないでしょうし、なにより観光中であるという事から、気が大きくなってしまっている事もあるでしょう。ベトナムでの詐欺について知っているだけでも詐欺に騙されることは防ぐことができます。ベトナムの治安事情をしっかり理解し、見知らぬ人にはついて行かないなどの用心を忘れないようにしましょう。また、ベトナム観光中、タクシーを利用する際にも注意が必要です。どの国の治安の話でもタクシーはよく話題にあがりますが、ベトナムも例外ではありません。

シクロ

ベトナムにはシクロと呼ばれる前輪2輪後輪1輪の自転車型のタクシーがあり、このシクロの利用時にトラブルが多発しています。シクロの利用時最も多いトラブルは、乗車前に料金交渉をしたにも関わらず、降車時に交渉した額よりも高い金額を請求されるという物です。シクロ利用による被害を避けるためにも、ホテルのフロントなどで相場をあらかじめ確認する等の対策をとりましょう。

通常のタクシー

シクロではない通常のタクシーに関しても、特に空港やベンタイン市場付近で特に被害が発生しています。外国人であると分かるとメーターを動かさないタクシーや、わざと遠回りするタクシーがいるので注意が必要です。また、メーターは通常通り動いているものの、走り出すと通常の5倍程度のスピードで金額が上がっていくというタクシーもあります。よくベトナムでお勧めされるタクシー会社として、VINASUNとMAILINHが挙げられますが、この二社のタクシーの車体のデザインを真似たタクシーもあるので、気を付けなければなりません。(特にベンタイン市場前に止まっているタクシーは、すべてぼったくりのタクシーです)

また、VINASUNとMAILINH以外にお勧めしたいのが、GrabCarです。GrabCarはUberのようなサービスです(ベトナムではGrabCarがUberを買収したのでUberは使えません)。GrabCarだと、アプリで現在地と目的地を入力しタクシーを呼ぶので、料金が事前に決まっています。支払いも、現金でもできますがオンラインでも可能なので、安心な上に便利なサービスです。ベトナムでSimカードを買い、携帯電話番号を入手する予定のない方は、事前に日本でダウンロードと登録を済ましておく必要があります。

言葉が分からない国に行く時は治安も不安に感じるかもしれませんが、そういう時こそこういったサービスは活用していきたいですね!

 

ベトナムの治安を都市別に解説!

次に、ベトナムの治安を都市別に解説していきます。ベトナムは大きく北部、中部、南部に分けることができますが、訪れる場所ごとに治安情勢も異なります。ここでは各地域の治安、また危険なエリアの紹介をしていきます。

 

 ベトナムホーチミンの治安

ホーチミン市内の治安は、比較的良好です。特に観光客が集まる一区のパスター通り、ハムギー通り、レタントン通り等と言ったエリアは深夜まで営業しているお店も多く、夜遅くまで現地の人や観光客などで賑わっているため、女性の一人歩きも危険ではありません。

ただし、危険ではないと言っても注意は必要です。いくら治安が良いと言っても「スリに気を付ける」「売春には手を出さない」等といった基本的な事は気を付けておきましょう。

 

ホーチミンの治安の悪い危険なエリア

ホーチミンにも、治安が悪い危険なエリアが存在します。これらのエリアにいく時は、犯罪に合わないように気を引き締めておきましょう。

ファング―ラオ

ここは、バックパッカー街として知られており、ベンタイン市場からも徒歩10分とアクセスの良い場所にあります。しかし、多国籍の人々が多く滞在する場所は、治安は悪くなりがちです。ここファング―ラオの治安もあまり良くなく、喧嘩、薬物、売春、賭博等が蔓延しています。薬物も売春もベトナムでは違法なので、声をかけられても絶対について行かないでください。

チョロン

チョロンは中華街で、ベトナムに住む中国人の8割はここチョロンに住んでいると言われています。チョロンの観光エリアはほぼ個人商店で構成されており、深夜にはお店は開いていません。人気のない場所は恐喝やひったくりも起こりやすく治安が悪いので、注意が必要です。

ホーチミン博物館やサイゴン川周遊クルーズ船があるあたりは観光エリアですが、そこよりもっと奥に進んでいくと、住宅街になります。ここは、ベトナム人も治安が悪いというエリアです。夜はひったくりが多く、空き巣も多いようなエリアです。

区・8

7区には、フーミンフンという高級マンションが立ち並ぶエリアがあります。このエリアの治安は良いですが、それ以外の治安は悪く、4区と同じようにベトナム人も危険であると言うエリアです。8区は盗難も多発しており、倉庫が並ぶ静かなエリアでは麻薬の密売が行われていると言われている非常に治安の不安定なエリアです。

 

 ベトナムダナンの治安

ダナンはベトナムの中心に位置するリゾート地で、観光客が多い場所です。そんなダナン全体の治安は、ホーチミン同様比較的良好です。特に観光客が集まるエリアは、そこまで危険という事はありません。

 

ダナンの治安の悪い危険なエリア

治安の良いダナンですが、観光地だからこそ気を付けるべき点もあります。ここでは、いくつかの観光名所とその治安についてお話します。

ドラゴンブリッジ

ドラゴンブリッジは、その名の通りドラゴンが突き抜けているように見える橋です。昼も観光できるのですが、ライトアップされるという事もあり、夜にも観光客が集まります。周辺も明るく観光はしやすいのですが、人が集まることからスリやひったくりには注意が必要です。特にライトアップやショーの時間帯には人が集まるので、注意しましょう。

ハン市場・コン市場

ダナンには様々な市場があります。このハン市場とコン市場はその中でも特に観光名所として有名な所で、ダナンの二大市場として知られています。市場の治安そのものは、全体的には良好です。しかし市場は人が密集する場所です。カバンや財布などを持ち歩く際には、管理に気を付ける必要があります。

ビーチ

ダナンは海に面していることもあり、ビーチが数多くあります。ビーチによって治安が違うという事もなく、どこのビーチも治安は良いです。仮に一晩中ビーチで寝ていたとしても、何も問題ないでしょう。しかし、中には詐欺やぼったくりを目的として声をかけられることもあります。神経質になる必要はありませんが、気を付けるに越したことはありません。

 

 ベトナムハノイの治安

ハノイの治安も特に問題はありません。ホーチミンに比べてスリやひったくりもほとんどなく、軽犯罪もほとんど発生しません。ただ、店が閉まるのがホーチミンなどよりも早く、22時以降は人通りがなくなるエリアも多いことから、夜のハノイの治安には注意が必要です。

 

ハノイの治安の悪い危険なエリア

ベトナムの首都でもあるハノイ。観光で訪れることも多く、治安も気になるところです。訪問の前には、危険なエリアや地域ごとの治安を知っておきましょう。

ロンビエン橋

ロンビエン橋は、フランス植民地時代につくられたホン川に架かる橋です。この橋は、地元の人が歩いて渡ってはいけないという橋です。その理由は、この橋にはアルコール依存所や薬物中毒の人がたむろしておりここを歩いて渡るのは安全ではないからです。それ以外にも、サンダルのような軽装で歩いていて、足元に落ちている使用済みの注射針などが刺さり感染症にかかる危険性があるからです。

ターヒエン通り

歴史的建造物が並び日中は観光客も多く治安の心配もないターヒエン通りですが、夜は一変、バックパッカーや現地の若者が集う歓楽街へと化します。お酒も安く、バーやナイトクラブもあり、ついつい気も緩んでしまうかもしれません。しかし、ここで隣に居合わせた人と仲良くなり次のお店に連れて行かれるとなった時は、気を付けなければなりません。違法ドラッグや法外な料金を請求されるバーに連れていかれるかもしれないからです。

夜は昼間に比べると治安も悪くなりがちです。お酒を楽しみながらも、羽目を外し過ぎないよう要注意です。

ホアンキエム湖

ホアンキエム湖は、ハノイの有名な観光地の一つです。ここホアンキエム湖で気を付けたいのが、英語で話しかけてくるフレンドリーな現地の人たちです。なぜなら、親しげに話しかけられた観光客がつい気を許し話をしている隙に、カバンやカメラなど手荷物を盗んでいくことがあるからです。また、勝手に撮った写真を売りつけてくる人や、お菓子や果物の押し売りなどもあります。有名観光地で観光客も多いから治安も大丈夫だろうと油断するのではなく、犯罪に気を付けながら観光を楽しみましょう。

 

ベトナムの治安を踏まえた防犯方法は?

ここまで、ベトナムでよくある犯罪やエリアごとの治安などを解説してきました。しかし、現地の治安の実情のみを知るだけでは十分とは言えません。次は、ベトナムの治安の実情を知ったうえでどのような防犯対策を取ればいいのか解説していきます。

 

 スリやひったくり対策

ベトナムには、市場など観光客がたくさん集まるところが多くあります。またそれだけでなく、道路にはいつも大量のバイクが行きかっています。つまり、ベトナムにはスリやひったくりの被害にあいやすい場面が多いと言えるでしょう。そんなベトナムでスリやひったくりにあわないために、一体どんなことに気を付けるべきなのでしょうか。

 

繁華街ではカバンに注意

多くの人が集まる繁華街ですが、人が密集するとなるとやはりスリが発生しやすくなります。お金や携帯電話など大切なものを入れたカバンが盗まれてしまっては非常に困ります。繁華街を歩くときは、カバンを体の前に持つ、肩紐やふたをしっかり押さえる等、カバン持っているという事を常に意識し、取られないように気を付けながら行動すると良いでしょう。また、カバンの中に大金を入れないようにしましょう。

 

歩きスマホは厳禁!

ベトナムでひったくられることが多いのが、スマートフォンです。そもそもスマートフォンは、ベトナム人の平均月収からすると高級品になります。よくあるのが、歩きスマホをしているところを後ろからバイクでひったくられるというケースです。歩きスマホをしないのが一番ですが、どうしてもスマートフォンを使わなければならない場合は、車道側ではなく歩道側の手で使用するようにしましょう。

また、歩きスマホ以外にも、胸ポケットにスマートフォンを入れない、タクシーの窓を開けてスマートフォンで写真撮影をしない、レストランなどでテーブルにスマートフォンを置きっぱなしにしない・・・と言ったことも大切です。

 

パスポートを持ち歩かない

パスポートを盗まれてしまい旅行から帰国できなくなってしまったというケースもあるそうです。仮にパスポートを紛失してしまった場合は、ハノイの日本国大使館かホーチミンの日本国領事館に相談し、パスポートを再発行する必要があります。パスポートのみならず、多額のお金なども可能な限り持ち歩くことはしないようにしましょう。

 

 詐欺、ぼったくりを見抜く方法

日本と治安の異なるベトナムでは、日本人が慣れていない、予測しない方法でお金をだまし取ろうとする人達がいます。相手の手口を知ることは、自らの身を守るためにも大切になってきます。

 

声をかけてくる人には注意

フレンドリーに話しかけてくる人の中には、もちろん本当にいい人もいるでしょう。しかし、日本人はお金を持っているというイメージから、日本人が狙われやすいというのも事実です。治安も悪くないし声をかけられ仲良くなったからと言って、簡単に別のお店について行ったりすることはやめましょう。中にはお店と地元の人が協力し、カモとなる人間を連れてきて法外な料金を請求するというケースもあるそうです。Noと言うのが苦手な傾向にある日本人ですが、親しげに話しかけてくる人にも、日本とは治安が違う外国であるからこそ、時と場合によってはきちんと断ることも大切です。

 

 タクシーでぼったくられない方法

タクシーでは、地理感がなく言葉も分からない外国人となると、格好のぼったくりのターゲットになってしまうことがあります。ここでは、タクシーに乗る際の注意点やぼったくり対策を紹介します。

 

できればGrabを使う

先ほども簡単に触れましたがGrab Carは、ベトナムでタクシーにぼったくられないためには恐らく一番の解決方法と言えるでしょう。アプリ上で現在地と目的地を入力し、その時点で決められた値段をオンラインでも現金でも支払うことができます。初めから値段が決まっているので、運転手がわざと遠回りしてぼったくるという恐れもありません。

 

有名なタクシー会社を使う

ベトナムでの有名なタクシー会社には、VINASUNとMAILINHというものがあります。VINASUNは白色の車体に赤と緑、MAILINHは全体的に緑色の車体です。これらのタクシー会社は、その他の会社に比べ、比較的安心です。ただそれでも、外国人であると分かるとわざと遠回りされたりお釣りを少なめに渡されたりすることがあります。「右」「左」「まっすぐ」などの簡単な単語だけでもベトナム語が分かると、ぼったくられる可能性は下がるかもしれません。

 

事前に相場を知っておく

タクシーやシクロなど、事前に相場を知っておくことは自分の身を守るのに非常に役に立ちます。相場を書いたメモを用意しておくと、便利かもしれません。また、メーターが動いていないことに気が付いたときは、目撃者がいる治安がよさそうな場所でタクシーを止め降りるようにしましょう。

 

Google Mapで道順を把握

これは、タクシーが遠回りをしていないか確認するために、有効な方法です。変な方向に進んでいると気付くと、Google Mapを運転手に見せ、きちんと見張っているということを示すこともできます。また、単に運転手が道を知らず迷う事もあるので、そういった時にもGoogle Mapで道順を把握しておくことは役に立ちます。

 

 防犯便利グッズ

最後に、これは持っておくと防犯に便利だと言うグッズをご紹介します。治安の良くないエリアに行くときに特に持っておきたい物もあるので要チェックです。

 

クレジットカード

先ほども書きましたが、大金を一度にカバンや財布に入れ持ち歩くことは、治安の比較的良いベトナムでも非常に危険です。まして、治安の良くないところで人目につくところで財布からお金の出し入れをするなど、ひったくりをしてくれと言っているようなものです。そこで、お金はクレジットカードを使ってATMからこまめにおろすようにしましょう。いちいち降ろすのは面倒と思うかもしれませんが、大金が入った財布を盗まれるよりはましです。

 

ウエストポーチ

ベトナムはひったくりが多いですが、ひったくりで狙われやすい物の一つが肩掛けカバンなど、取っ手の長い物です。エストポーチは肩掛けカバンと異なり、体に密着した状態で荷物を運ぶことができます。

また必要によっては上着の下に隠せるなど、ひったくりやスリ対策にウエストポーチはかなり便利であり、治安の良くない地域でも活躍する防犯グッズなのです。

 

東南アジア治安ランキング!ベトナムの治安は何位?

経済の発展やLCCの普及に伴い、近年旅行先としても人気を高めてきている東南アジア。東南アジアにはベトナム、タイ、マレーシアなど様々な国があり、それぞれの国で物価、宗教が異なり、治安も全く異なります。そこで、東南アジア諸国のそれぞれの治安をランキング形式でお伝えします。ベトナム治安な何位なのでしょうか?

 

 シンガポール | 東南アジア治安ランク1位

マーライオンとマリーナベイサンズ

シンガポールは、東南アジアだけでなく、世界中でも治安のいい国の一つです。犯罪を犯した際の罰則がとても厳しい事もあり、日本と比べた犯罪発生率も3分の1程度です。

しかしいくら治安がいいと言ってもシンガポールも外国です。油断した気持ちでいてはスリなどの被害に合う可能性も十分にあります。いつでも「日本とは違う」という警戒の気持ちを忘れないでいてください。とはいえ、シンガポール人は丸の内OLのように財布とスマートフォンだけ持って街中を移動します。そこからも治安の良さを感じることができます。

また、世界テロが起きにくい国ランキングで堂々の1位を獲得しています。海外に行く際にテロを気をつけなければならない昨今。テロが起きにくい国=治安が良い国と言えるのではないでしょうか。

 

 ブルネイ |東南アジア治安ランク2位

ブルネイのGadongモール

ブルネイはアジア一裕福な国と言われており、シンガポール同様治安に大きな問題がないといえるでしょう。背景には原油や天然ガスといった資源が豊富なことが挙げられます。しかし、国民の大半がイスラム教なので、ISISなどによるテロの可能性が若干心配です。

 

 ベトナム | 東南アジア治安ランク3位

アオザイをまとった女性たちがステージに上がる

ベトナムの治安は東南アジア諸国と比較して安定していると言われています。中心部かつ人通りが多いような場所であれば女性が夜に出歩く事も可能です。

ただ前述したとおり、銃や刃物を用いた凶悪犯罪は少ないものの、スリや引ったくり、または観光客を狙ったぼったくりは多発しているため注意は必要です。また、前述した危険地域であるバックパッカー街などでは、観光客に麻薬を売りつけることもあるようなので、もし声をかけられても相手にしないようにしてください。

 マレーシア | 東南アジア治安ランク4位

マレーシア

マレーシアと聞くと多民族国家をイメージし、シンガポール同様さほど治安の悪いイメージはないかもしれません。しかしながら、スリや引ったくり、置き引きの被害がとても多く、車社会という事もあり歩いていると狙われる確率も高まります。歩道があまり整備されていない地域もありますし、歩いているだけで注目を浴びてしまうのが現実です。

一番安全なのは自分の車だそうですが、それでも窓ガラスを割って荷物を奪う事もあるようです。さらには60%がイスラム教という事もあり、穏健派のイスラム教徒が多いと言われますが、ISISなどによるテロの可能性も心配です。

 

 タイ | 東南アジア治安ランク5位

タイ アユチャヤ

タイの治安もベトナム同様、比較的安定しているといえます。

しかし、皆さんの記憶にも新しいように昨年2015年には首都バンコクにおいて爆弾テロが起こっています。また、最近でも観光客を狙った爆弾テロが起きているようなので、人が多く集まる場所や観光地では注意が必要かもしれません。

また、2016年10月13日にプミポン国王が崩御されたことにより、政治が不安定になる恐れもあると言われています。

タイでも、スリや引ったくり、ぼったくりが多発していますが、その中でもタイ特有なものは、レディーボーイによるスリでしょう。街を歩いていて突然レディーボーイに抱きつかれたと思ったら、その仲間がポケットから財布や携帯をすっているのです!男性の皆さん、綺麗な女性(に見える方)に要注意です。

 

 インドネシア | 東南アジア治安ランク6位

インドネシア バリ島

インドネシアの治安は他の東南アジア諸国と比較しても、あまりいいものとは言えません。定番のスリや引ったくり、ぼったくりに加えて、イスラム国であることからテロの危険性もあります。また、他の国と少し違う点としてはデモが挙げられます。実際に2016年2月にも賃上げのデモが起こったようです。
このような場合には、近づかない事が大切です。

 

 ラオス | 東南アジア治安ランク7位

ラオスの僧侶

ラオスは首都のヴィエンチャンであってものどかな雰囲気が漂い、東南アジア諸国の中でも未発展だと言われています。近年の交通の発展に伴い、バイクが増え、都市を結ぶ長距離バスも登場しました。

しかし、東南アジア諸国と比べて経済発展が遅れており、貧しい生活を送っている人々がたくさんいます。すりやひったくりだけでなく、強盗などに発展するケースも発生しているようです。首都ヴィエンチャンの中心部では夜になると、ニューハーフや麻薬の売人が集団で歩いている事もあるようなので、不必要な外出は控え、必要な場合も一人で出歩かないようにしましょう。

 

 カンボジア | 東南アジア治安ランク8位

カンボジア アンコールワット

上記でベトナムやタイはスリや引ったくりが多いと記載しましたが、カンボジアのスリ・引ったくりはその比ではないようです。また、ホテル進入強盗にも気をつけなればなりません。ドアだけではなく、開いている窓から侵入する手口もよくあるようなので、就寝時の戸締りも欠かせません。

また、他の国との大きな違いといえばポルポト時代の銃が残っているという事です。カンボジアは銃社会ではありませんが、簡単に銃を手に入れることができるようで襲われた場合は、抵抗せずに素直に持ち物を渡したほうが身のためかもしれません。

 

 ミャンマー | 東南アジア治安ランク9位

ミャンマー シュエタゴン パゴダ

民主化が始まり今後の成長が期待されるミャンマーですが、我々日本人にとっては、まだあまり馴染みのない国かもしれません。インフラも東南アジア諸国と比べても整っておらず、イメージが少ないのも当然です。実際に道路や歩道が整備されていない上に、街灯も少ない事から夜に穴に落ちて怪我をするという事故もあるようです。

旧首都であるヤンゴンは地方からの移民によって治安が悪化し、さらには民族紛争もあるため決して治安が良いとは言えないでしょう。

旅行者として気をつけたいポイントはタクシーです。タクシーは交渉制なので、いいドライバーに巡り合った際には
連絡先をゲットするとその後の旅行が安心です!ドライバーによる殺人や強盗も多発しているそうなので気を抜かずにタクシーも利用してください。

 

 フィリピン | 東南アジア治安ランク10位

フィリピンのビーチ

美しい海と陽気な人々など魅力がたくさんのフィリピン。アジア唯一の英語公用語国のため留学先としても人気があります。その一方で、フィリピンは銃社会であるため東南アジア諸国の中でも治安が悪いと言えるでしょう。実際に欧米諸国と比較しても殺人発生率が高いことが事実です。また、恐喝や強盗も他の東南アジア諸国と比較して多いことも特徴です。

さらに、マニラには東南アジア最大級とも言われるスラム街「スモーキー・マウンテン」があります。昼間の治安はそこまで悪いわけではないようですが、夜は現地の人でさえ出歩くのを控えるそう…。強盗や強姦といった被害はもちろん、狂犬病にも気をつけなければなりません。

 

ベトナムの治安まとめ

今回は、ベトナムの治安について、よくある犯罪、地域・エリアごとの治安、そして防犯対策の解説をしました。また、東南アジアの治安を国ごとに説明をしましたが、ベトナムは東南アジアの中でも比較的治安は良好です。日本人にも、ホーチミンなどは治安も良く暮らしやすいと感じている人が多くいます。

しかし、いくら治安が悪くないと言っても、油断は大敵です。いつどんな時でも、自分の身は自分で守れるようにベトナムの治安を理解し、準備をしておくことが大切でしょう。

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