ベトナム国旗が真っ赤なデザインになった理由を解説!

先日、ベトナムのサッカー代表が東南アジアサッカー選手権「AFFスズキカップ2018」で優勝しましたが、その際にベトナム人の多くがベトナム国旗を掲げて街中をバイクで走り優勝を祝っていました。

(画像元:Nguoi lao dong

また、ベトナムの祝日になると多くの家でベトナム国旗が掲げられています。ベトナム人にとって、ベトナム国旗は国の象徴で、とても大事なものであることが良くわかります。今回は、そんなベトナム国旗について解説します!

ベトナム国旗

 

 ベトナム国旗の由来と意味

日本の国旗は「日の丸」と呼ばれますが、ベトナム国旗は、「金星紅旗(キンセイコウキ)」と言われています。第二次世界大戦中に日本の統治下に置かれた際に、ホーチミン率いるベトナム独立同盟会(ベトミン)が、日本からの独立運動の象徴として使われ始めた旗だと言われています。ただ、この時はまだ「国旗」ではありませんでした。

 ベトナム国旗の由来

ベトナムは、1949年に南ベトナムと北ベトナムに分裂し、南ベトナムをアメリカを主体として西欧諸国、北ベトナムを当時のソ連や中国が支援し、ベトナム戦争へと発展していきました。その後、北ベトナムが1975年4月30日に南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチミン)を陥落させ、ベトナム統一を果たしました。ベトナム南北統一がなされた際に、北ベトナム軍が掲げていた軍旗を国旗として正式に採用したことが、現在のベトナム国旗の由来になっています。

 

 ベトナム国旗の意味

ベトナム国旗の意味ですが、まずベトナム国旗の象徴的な赤は、「革命(ベトナム戦争)で流した国民の血」を表しています。ベトナム戦争を経て掲げられた国旗だけに、ベトナム国旗にはベトナムの歴史を垣間見ることができます。ちなみに、赤は社会主義国共通の色となっています。例えば、日本の共産党は「赤旗新聞」を出していますが、ここから由来しています。

また、黄色は革命を表し、星は5本のそれぞれの頂点が労働者、農民、兵士、青年、知識人を表し、ベトナム国民の団結の象徴とされています。星は、ベトナムでとても縁起が良いものとされています。サッポロビールが、唯一日本のビールでベトナム国民に受け入れられていますが、これはサッポロビールの星がベトナム国民に響いたからだとか・・・。

 

 祝日は国旗の掲揚が義務

ベトナムでは、祝日に一人一人の国民も家で国旗の掲揚が義務付けられています。祝日の前に、政府から指示が下りるようです。義務とは言え、すべての国民が国旗を掲揚しているわけではありませんし、それで逮捕されたみたいな話は聞いたことがありませんが、祝日になると多くのベトナム国民が国旗を家で掲揚しています。

ベトナム人にとって、ベトナム国旗はベトナムの統一の象徴であり、とても大切な存在なんだと思います。

 

 ベトナム国章の由来と意味

ついでにベトナム国章の由来と意味についても調べてみました。国章とは、国家を象徴する紋章のことです。ベトナムの国章は、国や関連機関が発行する証明証、許可証などに印刷されているので見たことがある方もいらっしゃると思います。例えば、労働許可証に印刷されています。

ベトナム国章

 ベトナム国章の由来

ベトナム国章の由来も、北ベトナム軍の軍章をベトナム南北統一の際に国章として採用したことにあります。ただ、ベトナム戦争が終結した後に南ベトナムに暫定国家として成立した南ベトナム共和国では、別の国章が使われていました。

 

 ベトナム国章の意味

ベトナム国章の赤と黄色と星は、ベトナム国旗から取られてもので、下部の歯車が工業、その周りにある稲が農業を象徴しています。

 

 まとめ

ベトナム国旗について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。ベトナム国旗の由来や意味には、ベトナムの歴史が詰まっており、ベトナム国民にとってベトナム国旗はとても大切な存在であることが分かりました。

ベトナムで転職・就職された方は、様々な場所でベトナム国旗を目にすると思います。その際に、今回の記事の内容を少しでも思い出していただけると嬉しいです。

 

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