商工会議所 社会人インターン / 関原さん – ベトナム就職者談

今回のベトナム就職者談では、日本の電機機械メーカーで勤務中ながら、ベトナム ハノイの商工会議所で社会人インターンとして働く関原めぐみさんにインタビューしました。中国留学、アメリカ留学の経験をお持ちの関原さん。どのような経緯で経済産業省主催の社会人インターンに申し込むことになったのでしょうか。

アジア人留学生

(左から2番目が関原めぐみさん)

 中国の大学に留学するきっかけ

―それでは早速ですが、自己紹介をお願い致します!

関原めぐみ、24歳です。日本では電気機器メーカーで働いています。現在ベトナムでは、ハノイの商工会議所における社会人インターンシップに参加しています。中学から英語が好きで「英語をもっと勉強したい!」という気持ちから全て始まったのかなと思います。

英語をしっかり勉強したかったので、高校は国際科に進学しました。しかし国際科だったので、英語だけではなく第二外国語も勉強する必要があったんです。

 

―英語が勉強したかったのに第二外国語となると、あまり興味もわかなかったのではないですか?

確かにはじめはこだわりも無くて、「韓流ブームだから韓国語にするか。」なんていう曖昧な気持ちでした。そんな時に友達から「一緒に中国語をやろう!」と誘われて、「じゃあ中国語にするか。」って簡単に決めちゃったんですよね(笑)。本当に第二言語へのこだわりが全くなかったので。

でも実際に中国語を始めてみたら、未知の世界である中国語がとっても楽しくて、どんどん熱中してしまいました。そして1年生の夏休み、先生の勧めもあり漢語橋という団体から10日間大連の語学研修に参加したんです。レベル別に分けられたクラスで、中国語を中国語で学ぶという経験はとても楽しく、日本に戻ってからは物足りなさを感じていました。

また、国際科ということもあり中国の学生が高校に来た際には、交流をする機会もありました。名前とか趣味とか自己紹介レベルの会話しかできず、もちろん中国人同士が話している事なんてわからなかったのですが、「なんで楽しそうに笑ってるんだろう?」「この会話がわかったらどんなに楽しいかな」という感覚からさらに中国語の勉強に熱が入りました!

 

―そこから中国への留学と繋がるんですね!

そうです。中国留学のための資料請求のはがきを母に出してもらったのですが、そこで集めた資料で見た大学の情報にとてもわくわくして、2年生の夏休みに上海の大学のオープンキャンパスに行ってきました。

オープンキャンパスを通して中国の大学への憧れが強くなりました。その事を先生達に話したら大反対をされて…。それでもどうしても行きたかったので職員室で泣いてお願いをしました。最終的には「頑張って!」と背中を押して頂きました。その後、留学先を探し上海外国語大学に留学することになりました。

 

 中国留学とアメリカ留学で得たものは

−中国での大学はいかがでしたか?

大学ではクラス分けテストで飛び級クラスに入る事ができたこと、また、高校時代に提出した小論文により奨学金がもらえたことなど日本の大学だったら経験できないようなこともたくさんありましたね。

日本の大学に比べ進級が厳しいですし、飛び級クラスだったこともあり基準がより厳しかったのでずっと勉強をしていました。結果、1年生の前期が終わった後、2年生の後期に飛び級することができました。でも「来なきゃよかった…」などの後悔の気持ちを感じたことは一度もなかったです!それよりも期待やわくわくの気持ちに溢れていましたね。

また、1年間アメリカの大学に留学するカリキュラムを選んだので、2年間の中国留学を含め、計3年で学位を取得し大学を卒業する事ができました。本当に貴重な経験ができたと感じています。

 

―中国だけではなくアメリカ留学も経験したとのことですが、そちらの生活はいかがでしたか?

9ヶ月間、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)に留学をしました。目的は語学習得でしたので、大学の敷地内の語学学校に通っていました。語学面では苦労しました。英語を話そうと思っても出てくるのは中国語…。コミュニケーションには悩まされましたし、悔しかったです。

でも、幸いにもホストファミリーに恵まれたので、宿題の添削をしてもらったり、年の近い子供達と話したりと充実していました。

 

−ところで中国留学とアメリカ留学の違いはどのような点がありましたか?

アメリカは、中国よりもさらに様々な国から留学生が集まっているということです。アメリカに行ってサウジアラビア、クウェート、スペイン、ブラジル、台湾、韓国…一気に多国籍な友達が増えました!

2つ目は、宗教的な文化に触れた事です。サンクスギビングやイースター、ハロウィン、クリスマスは日本では想像もできないほど盛大で人生で一番楽しかったと言っても過言ではありません。また、ホストファミリーがクリスチャンだったので、毎食前にはお祈りや毎週木曜日の夜には家でバイブルスタディをするなど、これらは日本でも中国でも経験できないことでした。

中国留学、アメリカ留学を通して「一生の宝物」が世界中にできたなと感じます。日本ではできない貴重な経験はもちろん、暖かい家庭に受け入れてもらった事や、一緒に勉強した友達は今でもメッセージをやりとりするほど、仲もいいですよ!

 

 ベトナムでインターンとして働くことを選択した理由

―グローバルな学生時代を過ごされた関原さんですが、就職活動はどのように進めたのでしょうか?

私の就職活動における軸は「日本の会社で世界のインフラをよくしたい」というものでした。そこで、就活の際には海外拠点があることと、出産の後も働きたいので福利厚生のしっかりした企業を探しました。

 

―そうなんですね!現在のお仕事で中国語を使う機会はあるんですか?

はい!幸いにも中国語に触れてお仕事ができています。工場見学に訪れる中国人のアテンドや、営業メールの翻訳、
さらには中国語サイトからの情報収集も行っています。昨年は、上海で行われたアジア最大級の物流展示会でのお仕事もありました。

 

−その後、どうしてベトナムでの社会人インターンシップに参加することになったんですか?

私は、経済産業省が実施しているプログラムを通じてベトナム・ハノイでのインターンシップに参加しています。入社当時からこのようなプログラムと会社が連携していることを知っていたので興味を持っていました。ただ、興味はすごくあったんですけど、持ち場の関係もあって諦めている気持ちもありました。

そんな中、私が「海外に行きたい」という気持ちがあることを知ってくださっている部長が「行ってくれば?」と背中を押してくださったんです。それで応募を決意しましたね。どんなインターンシップが今の仕事と繋がるか?ということを考えながら絞っていったら、現在の商工会議所とご縁を頂きました。

 

―ベトナムに決めた理由はありますか?

急成長中のベトナムですが、まだベトナムに現地法人がなかったこと、また、中国語が通じない、英語もどれくらい通じるかわからない、という環境で力試しをしたい意味合いも少しありました。

 

 ベトナムで働いてみて感じること

―実際にベトナムに来てみていかがですか?

ベトナムはとても過ごしやすいですね!物価も安いし食べ物もおいしいです!町の雰囲気も少し中国に似ていたりして懐かしい気持ちにもなります(笑)。

 

―今後の目標やプランなどはいかがですか?

日本で勤めている会社には、インフラ事業と産業事業があるのですが、今私が関わっているのは産業事業です。しかし、やりたかったことはインフラ事業。次のジョブローテーションで是非インフラに携わりたいです!そして、現在中国やシンガポールに対するインフラ事業はありますが、ベトナムにはないので、ベトナムに進出した際に是非関わりたいです。なので、今の今後の目標は「ベトナム×インフラ」のインフラ事業に関わることです。

また、将来の大きな目標としては中国で働くということもあります。翻訳・通訳以外にも中国語を活かしたいということが大きな理由の1つです。

 

―最後にベトナム就職/転職を検討されている方にメッセージを頂けますか?

私は海外の大学に進学する事、就職を日本で行う事、ベトナムでのインターンを決めた事など様々な選択をしてきましたが、これらの経験を通して自分の選んだ道に責任を持つことが大切だと感じています。もちろん始めてから分かる事もあると思いますが、自分が選んだ、ということは常に心に留めておいて欲しいと思いますね!

 

―関原さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

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