日本語教師 / 宮本勇樹さん – ベトナム就職者談

今回の就職者談では、ベトナムをこよなく愛し、ベトナム人の奥さんを持つ日本語教師の宮本勇樹さん(29)にインタビューしました。ベトナムに来てもうすぐ丸2年で、最近ベトナム人と結婚したばかりの幸せいっぱいな宮本さん。日本では専門商社で働いていた宮本さんは「海外でずっと働ける仕事」という理由で日本語教師の道へ。実際のベトナムでの生活から今後の夢まで、ざっくばらんに語っていただきました。

宮本さん 記事

 ベトナムで就職/転職することになったきっかけは?

−こんにちは!早速ですが、自己紹介をお願いします。

はい。宮本勇樹(みやもとゆうき)、1986年7月6日生まれのギリギリ20代のアラサーです。2014年にハノイに来て、もうすぐ丸2年になります。つい最近にベトナム人女性と結婚して、今は毎日楽しく生活してます!

 

−新婚さんなのですね、楽しそうで羨ましいです!現在、宮本さんはどのようなお仕事をされているのですか?

UDICという実習生派遣会社に転職し、90%は日本語教師として働いてます。この実習生派遣という制度は、日本へ行って技術を学びましょう、というものです。また、エンジニアや留学生の日本への紹介も引き受けています。そして、残りの10%はお客さん探したりアテンドしたりの営業の要素です。

山本さん 記事 日本語教師

 

−実習生派遣会社の日本語教師ということですね。日本ではどのようなことをしていたのですか?

新卒では、大阪で水産品の専門商社に就職し働いてました。ベトナムや中国からイカを輸入して国内に販売することと、北海道や東北のイカを国外に販売することがメインの仕事でした。

 

−どうしてそこからベトナム就職/転職し日本語教師になったんですか?

正直に申し上げると、ベトナム就職/転職した経緯は消去法です。選んだんじゃなくて残っただけです(笑)。まず日本語教師として転職したのは「海外でずっと働ける仕事」だからです。1年間勉強して日本語教師の資格を取って、さてどこ働こうか?ってなったときに東南アジア(タイ、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、インドネシア等々)が一番求人多いんです。本当はスペイン語圏が第一希望でしたが、日本語教師の求人はないですし、求人があってもハードル高いしで行けなかったんです。

それで、タイは食べ物が辛そうで生活的に合わない気がして却下。フィリピンは当時英語が苦手で却下。ミャンマー/インドネシアよくわかんなかったので却下。その結果ベトナムが残りました。

ちなみにハノイにした理由は当時お手伝いしていた日本語教室にベトナム人の子が何人かいて、インタビューした結果と、いつかベトナム語勉強するだろうから「標準語の方がいいんじゃない?」とふと思ったからです。しかし、未だにベトナム語の勉強が捗っていないのが非常に悔しい・・・。

 

 一生ベトナムで暮らしたい!その理由は?

−なるほど。確かに、東南アジアでの求人は多いかもしれませんね。「海外でずっと働ける仕事」ということは、もう日本に帰るつもりはないんですか?

はい。漠然した理由ですが、ベトナムに死ぬまでいたいと思っています。というか絶対います。帰りたくないんです!具体的な理由としては、TPPがあるから活発になりそうなベトナムの風に乗じてビジネスをしようと貿易の勉強をしています。先生だけじゃたぶん5年ぐらいで需要も減少してしまうかもしれないことも理由としてはあります。

もう一つ、ベトナムで子育てをやりたいということです。まだ子どもいないんですけど、「ベトナムの風に吹かれて」という小説(既に映画化されています)で、ベトナムで痴呆症になった母親を介護するストーリーのものがあったので、子育て版があってもいいんじゃない?と思いまして。

 

 実際にベトナムで働いてみて感じることは?

−実際にベトナムで働いてみてどうですか?

自分の経験上、メキシコぐらいしか他国で働くのを知らないですけど、ベトナムで働くのは楽しいですよね。何より、日本とベトナムでは仕事とプライベートの比重が逆だからです。多くの人が、遊ぶため、家族のために働くっていいなと思います。誤解がないように言っときますが、チャランポランという訳ではないですよ。ONとOFFのスイッチの切り替えの問題です。

もちろん、ベトナムで働くことは楽しいことだけじゃないです。悩まされることも多々あります。残念ながらストレスのない仕事というのは世界中見渡してもないと思うので、その辺は折り合いをつけないといけませんね。ただベトナムはストレスを感じても、その日のうちにリカバリーする時間があるのが素晴らしいと思います。というのも、ベトナム人は残業をほとんどしません!4:55に片付けを始めて、5:00にスパッと帰ります。

 

−最後に、海外就職/転職を検討している方へメッセージをお願いします。

海外就職/転職を検討している場合は、とりあえずベトナムなり、行きたい国に行っちゃったらいいんじゃないかなと思います。行っちゃえばなんとかなります、人間って意外に丈夫にできてますから。海外で働く前に頭をよぎる、漠然とした不安は下記のようなものじゃないでしょうか?

第1位『海外って危険じゃない?』→ベトナムはとても安全です!

第2位『言葉わかんないしー』→言葉に関しては実際どうにかなります。実際私がなんとかなっていますから。

これらのことを心配する時間があるなら、スーツケースに荷物詰めた方がいいですよ!

 

−宮本さん、今回は、貴重なお話ありがとうございました!

 

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