幼稚園運営 / 大島多希也さん – ベトナム就職者談

今回のベトナム就職者談では、笑顔の素敵なベトナムのキラースマイル!大島多希也(おおしま たきや)さんの登場です。大島さんは、23歳という若さで、ベトナムの日式幼稚園の会社に就職され、幼稚園運営をされています。インタビューでは、大島さんがベトナム就職/転職をしようと決意したきっかけや、これからの意気込みについてお話していただきました。

大島さん アイキャッチ

 ベトナム就職/転職までの自己紹介

−最初に自己紹介をよろしくお願いします。

大島多希也(おおしま たきや)、埼玉県出身の23歳です。現在、ベトナム人向け日本式幼稚園のスマイル幼稚園に就職し働いています。プライベートでは、フットサルとサッカーが好きでベトナムでも定期的に運動しています!また、ヘム(裏路地)の散歩も好きで、そこでおいしそうなお店を見つけることも休日の楽しみの一つですよ。

 

大学時代は何をされていたのですか?

高校の時から学習塾でチューターとして生徒を指導したり、学生団体で幸せなキャリアを考える活動をしたりしていました。また英語を話せるようになりたくて英語のミュージカルにも参加していましたよ。

私が生徒をマネジメントする立場として教育に関わっていた際、自分の働きかけ次第で生徒の行動、結果が変わる場面に何度も関わる事があり、そのため教育に興味を持つようになりました。

 

 ベトナム就職/転職を決めたきっかけは?

−では今のお仕事はどのような経緯で決定したのですか?

最初に現在働いている幼稚園の概要を説明しますね。

ホーチミン初のベトナム人向け日本式幼稚園として、私の上司が2014年にスマイル幼稚園を立ち上げました。様々な取り組みの結果、現在園児数は40人まで増加しています。オープンから半年後に加入した私は、現在幼稚園の運営全般に携わっています。具体的には日本語の授業、ベトナム人保育士の研修準備、採用面接、経理、イベント企画及び実施等、役割は多岐に渡ります。

ベトナム人向けの幼稚園ですので、お客様は全てベトナム人。日本人の方から入園のお問い合わせはありますが、現在は受け入れができない状況です。このような特殊な幼稚園で教育に関わりたい!と前々から思っていたわけではなく、つい一年前までは自分自身が何がしたいのかよくわかっていませんでした。

大島さん 幼稚園のみんなと

−何をやりたいのか具体的に分からない状況から、どのようにして今のお仕事を見つけたのですか?

偶然ある機会がやってきたんです!大学卒業後は一年間アルバイトをして貯金し、世界旅行に行こうと思っていました。その間に何かきっかけが見つかるのではないかと期待もしていました。

そんな中、学生向けの人材紹介をされている方とお話をする機会があり、その方と話をしている時に自分が海外と教育に興味あると気づいたんです。さらに、その方の友人がベトナムで幼稚園を立ち上げているので、一度会ってみたらと提案してくださいました。正直幼稚園での仕事が自分のやりたいことなのか分かりませんでしたが、インターンとして1週間ベトナムで働いた結果、自分に向いていると感じ、スマイル幼稚園に就職し働ことを決めました!

働いていくうちに、ベトナムのベビーブームによる市場の成長を実感しました。また、ベトナムの幼児教育の課題を解決する手段として、日本式の教育は需要があると確信しました。

 

−なぜベトナムでは日本式の教育が求められるのですか?

ベトナム人の日本式教育への関心はそもそも高いのですが、その背景には日本ブランドに対する信仰があるからだと考えます。日本製の商品の品質の高さや勤勉で時間にきっちり、責任感のある日本人の働きぶりが影響していると思いますね。また、ベトナムの幼児教育にはいくつかの課題があります。

例えば、子どもの安全が確保されていないこと、マナーがしつけられていないこと、自立が促進されないこと等です。こうした課題の解決手段として、日本式の教育が注目されています。私たちの提供する教育の特徴は、笑顔、自立、安全、しつけであり、これらがニーズにフィットしていると考えています。

 

 ベトナムで働く中で苦労する点は?

−思わぬところで人生のターニングポイントがあったのですね。今のお仕事で感じる魅力、苦しい経験を教えてください。

やはり子供たちの成長や笑顔を見ることができる点がこの仕事の魅力ですね!また、子供の成長や笑顔をみたご両親が喜ぶ姿を見た時も嬉しいです。ベトナムへ来て9ヶ月間、人見知りだった子が挨拶ができるようになるなど、多くの子供たちの成長を見ることができました。

反対に苦しかった経験は、スタッフたちに自分の考えが伝わらないもどかしさを感じた時ですね。例えば、同世代のスタッフにマーケティングの仕事を任せていたのですが、ミスが多かったため全行程を私と共にチェックするということを提案しました。最初は、そのベトナム人スタッフから「私がやりたい」というプライドから反発され、忙しさにかまけて私も理由を伝えずにその提案をしたため、衝突してしまいました。その後、時間を置き、場所を変え、スタッフの主張は理解していることを説明したうえで、改めて理由と共に再提案しました。最終的にお互いの非を認め、私の提案を承諾してもらうことができました。

文化、世代、言葉のとらえ方も含めた自分の気持ちの伝え方を追求することに日々奮闘しています。

 

 ベトナム就職/転職を悩む方へのメッセージ

−それでは最後にこれからのベトナムでの仕事への意気込みをお教えください。

日本式の教育をベトナムに浸透させるため、園児を増やし、スマイル幼稚園も各地に開設できたらいいなと思っています。それらを実現するために、ベトナム人教師の育成やサービスの充実等を心がけています。

海外就職/転職について、私と同世代のみなさんにお伝えしたい事があります。自分には難しいのではないか、関係ない世界ではないか、と考える方もいらっしゃると思います。ただ、私の経験上、自分次第でどうにかできるものだと実感しています。働く場所が日本でないというだけで 、「働く」ということに違いは無いです。言葉の違い、文化の違いはありますが、それは楽しさの一部と捉え、一歩踏み出して、海外就職/転職することは”あり”だと思います!普段会えないような方々と仕事ができることも海外就職/転職の魅力の一つだと思いますよ!

 

−力強いメッセージをありがとうございます!大島さんの夢が実現できるよう応援しています。本日はお付き合いいただきありがとうございました。

 

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