ベトナム8つの世界遺産。みなさんはご存知ですか?

ベトナムの世界遺産

ベトナムには2つの自然遺産、5つの文化遺産、そして東南アジア唯一の複合遺産である
「チャンアンの景観複合体」を含めた8つの世界遺産があります。

実はこの数字、インドネシアと同列で東南アジアで最も世界遺産の数が多いんです!

今回は様々な特徴があるベトナムの世界遺産をそれぞれご紹介します。


≪自然遺産≫

ハロン湾」 (北部 クアンニン省)

1994年登録、2000年拡張

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ベトナムの世界遺産と言えば、真っ先にこのハロン湾を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

ドラゴンボールの世界だと良く称されるハロン湾。海上に浮かぶ大小様々な形の奇妙な岩や島の雄大さは圧巻で、竜が口から吐き出した宝石がもとになったという伝説があるほどです。

ハロン湾までの行き方は首都ハノイからバスで4時間、ツアーも多く組まれています。ハロン湾ツアーでは、クルーズに加えて鍾乳洞窟見学やシーカヤックなどのアクティビティが含まれるのでベトナムへ来た際にはぜひ訪れてみてください。

また、時間に余裕のある方は船上に泊まり2日かけてハロン湾を巡るクルーズツアーがおすすめです。普通のツアーでは周れない洞窟や、船上から見る夕陽、夜は満点の星空などハロン湾を余すとこなく楽しめます。

 

「フォンニャ=ケバン国立公園」 (中部 クアンビン省)

2003年登録、2015年拡張

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フォンニャケバン洞窟

約86,000haの面積のうち90%以上を原生林で囲まれており、中には世界最大のソンドン洞窟を含めた大小約300の洞窟があります。

一般公開されている中でも有名な洞窟は、発見した探検家が「世界一美しい、まるで天国のようだ」と言った言葉がそのまま名称となった”天国の洞窟”、地下水脈を持ち自然のエネルギーに圧倒される”フォンニャ洞窟”などがあります。

多くの洞窟があるのでツアーも多種多様にありますが、2014年から開始された一週間かけてソンドン洞窟を周るツアーが3,000ドル(約36万円)ということで昨年たいへん話題になりました。

天国の洞窟、フォンニャ洞窟を周るツアーは約6,000円~あります。

 

≪文化遺産≫

「ホイアンの古い街並み」 (中部 クアンナム省)

1999年登録

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ランタン祭りで有名なホイアン。渡越前はベトナムのイメージとして、この色とりどりのランタンが私は真っ先に出てきました。

過去には日本人街が形成されるほどの貿易港として栄えていて、日本人が造ったとされる”日本橋”や、うどんが起源になったと言われているホイアン名物の”カオラウ”などがあります。

旧暦の毎月14日に開催されるランタン祭り。人工の明かりがすべて消え、月明かりとランタンの優しい暖かい光に包まれた街は息をのむほどの美しさです。

ホイアンへの行き方は、リゾート地としても有名なダナン空港からタクシーで約40分(2,000円前後)で行けます。
他にも列車やバイクタクシーなどの手もありますが、安全面や時間などを考えるとタクシーが最も無難です。

 

「フエの建造物群」 (中部 トゥアティエン=フエ省)

1993年登録

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<画像元>doi song phap luat

つい半世紀前までベトナム最後の王朝「グエン朝」が存在したフエ。フオン川を挟み旧市街と新市街に分かれていて、一見反する中国とフランスの影響を受けながら、それらが調和したその街並みや数多く残る寺院が魅力です。

また何といってもフエの名物と言えば、宮廷料理がもとになったと言われる”フエ料理”。
唐辛子をふんだんに用いたブンボーフエ、米粉を水に溶いて蒸したバインベオなどフエ独特の料理は他のベトナム料理と一線を画します。

フエまでの行き方は、ダナンよりバスで約3時間かけて行きます。他には統一鉄道も通っているので、時間に余裕のある方は風情ある鉄道もお勧めです。

 

「ミーソン聖域」 (中部 クアンナム省)

1999年登録

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<画像元>du lich da nang

192年から約1700年もの間ベトナム中部の沿海地域で栄えたチャンパ王国の宗教であるヒンドゥー教の聖域で、ベトナム戦争の爆撃によってかなり破壊されていますが、ミーソンには7世紀~13世紀の遺構が多く残っています。

レンガを用いて接着剤などを使わずに作られた建造物は当時の技術力の高さを物語っており、遺跡の壁にあるヒンドゥー教の女神や細やかな装飾には思わず見入ってしまいます。

また、遺跡の他にも様々な発掘品の数々やチャム族に伝わる踊りや演奏のショーなどの無形遺産も見ごたえがあります。

ミーソン聖域までの行き方はダナンやホイアンからの半日ツアーが一般的で、料金は約4,000円~。

 

「ハノイのタンロン皇城の中心区域」 (北部 ハノイ)

2010年登録

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<画像元>vivu du lich

ベトナムの首都ハノイの遺跡群。フエに遷都するまで11世紀から約800年間、ベトナムの諸王朝が一貫してハノイに都を置いていました。そのため、様々な時代の遺跡が重なっています。

2003年に発掘されたばかりの遺跡であり、敷地内には今も発掘を進めている様子が随所にみられます。

タンロン皇城近辺には、ホーチミン氏の遺体が安置されているホーチミン廟や観光地としても有名な西湖・ホアンキエム湖などがあるので、ハノイを訪れた際には合わせてぜひ訪れてみてください。

 

「胡朝の城塞」 (北部 タインホア省)

2011年登録

胡朝の城塞

胡朝の城塞2

<画像元>mitsumame blog

1400年から7年間ベトナムを支配した短命な王朝、胡朝の遺跡。
王朝が移動した後長年放置されていたため、現在は東西南北それぞれの城門のみが残り、内側は一面田畑が広がるのどかな場所となっています。

胡朝は、その前の王朝である陳朝の時代に宰相として実力をつけた胡季犛が、血縁重視による中央集権化を進める陳朝の第9代皇帝がなくなったのを皮切りに、有力皇族と重臣の排斥を行いついには自ら皇帝として即位したことにより成立しました。

胡季犛は陳朝時代の弊害だった貴族制度の廃止をし、科挙などによって優秀な人材を登用するなどの革新的な改革を進めましたが、中国の当時の王朝である明と対立し、これによって滅ぼされわずか7年という短い胡朝が幕を閉じました。

 

≪複合遺産≫

「チャンアンの景観複合体」 (北部 ニンビン省)

2014年登録

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trang an

<画像元>my bus asia

陸のハロン湾と言われる石灰岩の大地が作り上げた奇岩の折りなす絶景と、川岸や崖に建てられている大小さまざまな寺院の融合が認められて2014年にベトナムはもちろん、東南アジアとしても初の複合遺産として登録されました。

断崖絶壁の岩と黄・緑にきらめく田畑とのコントラストが美しいタムコック、数多くの洞窟と谷を抜けていくチャンアン、頂上・中腹の洞窟内・麓にと3層構造の寺院ビックドン、ベトナム初の独立王朝の首都ホアルーなど、多くの見所があるので、ぜひたっぷりと時間をかけて周ってみてください。

まるで仙人の世界にやってきたような幻想的で美しい景観を、ピンク色の睡蓮がさらに彩る冬場に訪れるのがおすすめです。


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