【ベトナム就職者談Vol.54】亀岡俊樹さん/日系企業営業(通関士)

「海外に行きたい!」その素直な思いで渡越した亀岡さん

かめさん2

今回のベトナム就職者談は、貿易関連の唯一の国家資格である「通関士」の資格を持つ亀岡俊樹さん(30)です!

国家資格を持ちながら、「海外に行きたい」ただこの一心で海外就職に至った亀岡さん。
しかし、実際に海外に来てみて自分自身がその先何をしたいのか、原点に戻って自問自答を繰り返したそうです。

自分に素直に直感を信じて行動したからこそ、憧れの海外の地で働き、そこでまた出会う新たな悩みと向き合う。
海外就職への想いとその後の葛藤をまっすぐに話してくださった亀岡さんの言葉は、現在海外就職をお考えの方は必見です!

<プロフィール>
亀岡俊樹 1985.10.13

福島県出身・法政大学卒業

通関士の資格を取得後、ベトナムにて軽仮設資材のリースの営業


ひょんなきっかけから、忘れかけていた海外留学へ

和島:それでは簡単な自己紹介からよろしくお願いします!自由に話してください!

 

亀岡:わかりました!みなさん初めまして、亀岡です。よろしくお願いします。

出身は福島で、海外には高校2,3年生の頃から漠然と憧れがありました。なので、海外留学を斡旋している大学を受験したんですけど、実際に入学してみると大学生活も楽しくていずれ海外に行きたいって思いを忘れちゃっていたんですよね。

 

和島:高校生でそこまで考えていてすごいですね!でもなんで忘れちゃったんですかね(笑)

 

亀岡:不思議ですよね(笑)

そんな楽しい大学生活のお昼休みに友達が「留学の説明会に行くんだけどかめちゃんも行く?」って誘われて、その時にそういえばこのプログラムに行きたいからこの大学選んだんだって思い出しまして3ヶ月ほどカナダのエドモントっていう田舎に留学しました。

ですが単位を落とすくらい英語も話せず行った上に、韓国人と居たので英語よりも韓国語覚えたりしていて。さらに人見知りなのもあってホストマザーとばかり一緒に居たんです。

 

和島:それがきっかけで熟女好きに、、、

 

亀岡:それは後々、、、(笑)

そんな感じであまり楽しめないまま3カ月が終わったんですが、それがきっかけで世界は広いんだなって思いバッグパッカーになるきっかけになりました。

 

和島:それでバッグパッカーになったんだ。

 

亀岡:そうなんですよ。そこからバスでアメリカ横断したら面白いなって思って、地元の友達誘ってニューヨークからロサンゼルスまで約8,000kmを1ヶ月かけて横断しました。

そのアメリカの経験があって自身がついちゃったんですよね。意外と英語が出来なくてもいろんな人と交流してそこから刺激を受けて単純に楽しいなって思うようになったんです。

その後は自転車で福島から鹿児島まで行ったり、船で中国まで行ってそこからチベット地方やネパール行って標高5550mをトレッキングしたり、、、

 

和島:ベタだけど富士山より高いじゃないですか!

 

亀岡:そうですね、高山病で大変でした(笑)その時は後々考えずに、直感で面白そうだなって思ったものをやってみましたね。今となってはいい思い出です。

 

和島:トータルでいくらくらいかかるの?

 

亀岡:約4ヶ月で50万円くらいですかね。途中飛行機移動とかスキューバダイビングの免許を取得したりで贅沢もしたので。

旅していたら世界一周している日本人のカップルに出会ったんですよ。二人ともアメリカで働いた後、日本に帰る前に1,2年かけて世界を周っていて、もちろん英語もペラペラで単純にかっこいいなって思ったんですよね。

 

和島:結構そういう人たちいるよね。

 

とにかく”海外”へ行きたかった

亀岡:日本帰ってから自分は日本の会社で働いていたんですが、頭の片隅に「あの人たちみたいに海外で働いて、英語を話しながら色んな人と交流出来たらいいな」って思ってて、でも今の仕事も大事で。

たまたま仕事が専門職で難しいと言われている資格があったので、この資格が取れたら今の仕事を辞めようって思ってたんですよね。4年目にして取れたので、これを区切りに次は海外だなって思って転職活動を始めて今の会社に決まったんですよね。

 

和島:ちなみにその資格は?

 

亀岡:貿易関連の唯一の国家資格の通関士ってものなんですけど。

でも、海外に来たいっていう一心で業界も何も調べずに来て、実際に働いてみると海外に来ている時点で満足していて楽しいんですが仕事内容だったり今後の将来の事とか考えるわけですよ。

 

和島:なるほどね。

かめさんは、仕事してる中で海外に行くって選択肢をしたと思うんですよ。その時の葛藤とかあれば話していただきたいなと。

 

亀岡:日本の会社に就職して2ヶ月くらいで、やっぱり海外行きたいなって思ったんですよ。

でも行きたいなって思っても行く手段もないし、お金もないしどうしていいかわからなくて。

 

和島:海外に行きたい他の人もめちゃくちゃ同じ状況だと思いますよ。

 

亀岡:そんな中で先ほど話した通関士の資格取るって目標と海外に行きたいって思いが同時進行していたんですよね。

で、その当時付き合っていた彼女が居たんですけど、こんなに人を好きになるんだってくらい好きだったんですよ。

 

和島:いい話ですね~

 

亀岡:ずっと一緒に居たいなって思いながらも海外に行きたいなって思いもあって、ある時向こうから「私は結婚したいんだけど、あなたはどうなの?」って言われて。

 

和島:うける!当時いくつ?

 

亀岡:26ですかね。その人とずっと一緒に居たいなとも思ったんですけど、それ以上に海外に行きたいって思いがありすぎて、「俺はやっぱり海外に行きたいから今結婚は考えられない」って話をして一回別れたんですよね。

 

和島:切ない!

 

亀岡:その後区切りにしていた通関士の資格も取り、転職活動も上手くいき、海外に行けるぞってなった時にやっぱり彼女が忘れられなくて、「俺と一緒に海外来てくれないか」って伝えたんですよ。

 

和島:そしたら、、、?

 

亀岡:「実は私、先月結婚したんだよね」って言われて。

 

和島:なんとー!!別れてからどれくらいの話?

 

亀岡:10ヶ月くらいかな。そんな中で結婚までしちゃってて、もうしょうがない、俺は海外で頑張るしかないって思いでハノイに来ましたね。

かめさん1

海外に来てから気づいた、Why?の重要さ

和島:なるほどね。彼女の事もさることながら会社辞めるとき葛藤とか無かった?

 

亀岡:辞めるつもりだって言ったときに上司は

「辞めるのはいいけれど、ただ海外に行きたいってだけじゃなくて、向こうで何したいのかとかまでもっと将来について考えろ。

って言ってくれたんですけど、当時の自分は海外に行きたい思いが大きすぎて、それまでの過程をあまり考えずにどういったら海外行けるかっていう方法しか考えなかったんですよ。

でも運よく転職が決まって実際にハノイで働き始めてから海外に来るのはただの手段でもっと目的だったりWhy?の部分を考えてかなきゃいけないんだなって気づいたんですよね。

 

和島:どこの時点で気づいたの?

 

亀岡:実際に全く違う業界、業種である今のところで働いたときに、今まで海外に行くっていう目的だけで来たけれど、来てから自分に何ができるのか、自分は何がしたいのかってことを考えざるをえなくなったわけですよ。

そこから毎日中々寝れず(笑)毎日自問自答しながら一生自分がしていきたいことってなんなのかっていう原点に戻ったわけですよ。

その時に、やっぱり自分は海外で働きたいっていうのが今後も変わらずあって、それといろんな人と出会って交流して刺激を受けて見分を広げて自己成長につなげていきたいっていうのがあって、改めて自分の原点を考えるきっかけを得ましたね。

 

自分に素直に、直観を信じて行動してみる

和島:だって今まで「海外に行きたい」っていうのが目的だったけど今は来てみた本人になれたからね。

海外に行く前の人たちに向けた本とか記事に「海外で行くのはあくまで手段で行って何するかが重要だ」っていうの書いてあったりするけどさ、行く前にこういう理由があるから行きたいって決めないといけない雰囲気出されるとさ、ハードル高くなると思うんだよね。

 

亀岡:しかも、わからないですよね。

 

和島:そう、行ってみて初めて「あ、だから目的持った方がいいって言われてたのか」とか、「人と交流するのが面白いなー」とか感じると思うし、行く前から目的を探せとか決めて行けっていうのスゲェ反対!!マジ無理~!!

 

亀岡:僕もそんな感じで、わからないけど単純に海外来たかったんだよね。でも来てみたら自然と考えなきゃいけないし。考えるしね。

 

和島:それに来てから考える方が判断材料も多いから自然に即してると思うんだよね。

 

亀岡:しかも周りの雑音もなく考えられるしね。

 

和島:そうそう。行く前に考えなきゃとか思うと周りに言った時「そんなの意味あるの」とかすごい色々言われるもんね。勘弁してくれよ!って。

 

亀岡:実際来てみると同じような考えの人が周りにいっぱいいるから励まし合ったり、それぞれのバックグラウンドも面白い人が多くて刺激を受けたりしますね。

 

和島:かめさんも色んなバックグラウンドがあってベトナム来たと思うんだけど、これから海外に出たいなって思ってる人に対して何か一言ある?

 

亀岡:「やらない後悔よりやった後悔」っていうのはよく言う言葉ですが、自分に素直に、直感でもなんでもどっかで海外に行きたいなって思いがあるなら行ってみたらいいと思いますね。

 

和島:すばらしい。

 

亀岡:就職の事とか不安に思うこともあるかもしれないけど、やる気や情熱があったら仕事って意外と見つかっちゃうし、日本に居ると「○○歳以上は転職が難しい」とか色々言われるけど、一歩外に出ると意外とそういうのって感じられないよね。

 

和島:そうだね、あと先人たちの通ってた道は素晴らしく、どこの国に行っても日系の人材紹介会社あるもんね。本当になんにもできなくても食べてはいける。

それに何なら相対的に見たら日本より給料は良かったりする。ベトナム人の給料が5,6万円の中15~20万円もらえると、日本で60万円くらいもらってるのと同じだからね。

それでは、本日のゲストかめさんでした!ありがとうございました!!

 


 

今回のベトナム就職者談は、以前就職者談に答えてくれた和島さんがおこなうJETSTAR RADIOとのコラボ第二段でした!

これからもコラボ企画をおこなっていきますのでお楽しみに!

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