日系製造業の有望投資国、ベトナムは5位

日系製造業の有望投資国、ベトナムは5位

国際協力銀行(JBIC)が発表した日系製造業の有望投資国調査によると、ベトナムは昨年と変わらず5位という結果となりました。

全体的にみてみると1989年の調査開始依頼、1位を保っていた中国が4位へランクダウン。
昨年3位のインドネシアの1位をはじめ、2位インド、3位タイ、5位がベトナムとなり、
TOP5が全てアジアとなっております。

日系製造業の有望進出先ランキング

■インドネシア躍進!有望投資国TOPへ
インドネシアを有望投資国と回答した企業の内、84.2%が「現地市場の今後の成長性」と
回答しており、続いて「安価な労働力」38.1%、「現地市場の現状規模」30.7%となっており、
TOP3の理由のうち、2つが現地市場をターゲットといるところが非常に興味深い点です。
■前回調査で中国を有望国と回答した企業のうち、今回引き続き中国と回答した企業は半減
理由として、「日中間の政治情勢」と答えた企業が23.3%、「労働コストの上昇、労働力確保が困難」20.9%、
「他社との競争激化」29.5%があげられており、まさに三重苦の状態となっています。
また、中国を有望国から外した企業の52.7%が中国の事業見通しについて「現状維持」と回答し、
日系製造業の中国での事業拡大は今後更に減少していくものと予想されます。
■ベトナムは変わらず5位であるが・・・
ベトナムを有望国として回答した理由のTOPが「現地市場の成長性」66.4%、ついで「安価な労働力」57.5%、
「優秀な人材」25.3%と回答しています。ここで面白いのが、理由の中に「優秀な人材」が含まれて
いることです。
これはランキングTOP5国の内のどの理由にも入っていないのであり、ベトナムならではだと考えていいと思います。
こちらはあくまで海外進出済みの日系製造業へのアンケート結果にはなりますが、
有望国をベトナムとした理由に「市場の成長性」、「安価な労働力」、「優秀な人材」との結果は
「三重苦」ではなく、まさに「三拍子」であり海外展開上の”主要市場”にはなれなくとも、
”高利益率市場”になるポテンシャルを非常に秘めているといえるのではないでしょうか。

 

※資料参照元 http://www.jbic.go.jp/wp-content/uploads/press_ja/2013/11/15775/2013_survey.pdf


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