【ベトナム就職者談Vol.50】田中希美さん/美容サロン

「やるか」「やらないか」どんな環境に居ても自分次第

tanaka_nozomi_san3

記念すべき第50回のベトナム就職者談は、ベトナムで美容サロンのマネージメントを行っている田中希美さんです!

一年前まで一度も海外に出たことが無かったと話す田中さん。8年間続けていた大好きなアパレルの仕事を辞め、海外に行くことを決意し、現在ベトナムで美容サロンの立ち上げからマネージメントまで行うに至った経緯や、海外に出たからこそ気づいたことを話していただきました。


 

宮野:今日はインタビューを受けて頂き、ありがとうございます!

早速ですが自己紹介からよろしくお願いします。

田中sala Japanという脱毛&エステサロンで、ベトナム支店のマネージャーを行っている田中希美と言います。Jelly Fish HRの中園さんとは同い年でお会いしたこともありますよ。

実は元々sala Japanで働いていたわけではなく、ドリームインテリジェンスというコンサルティング会社から日本にあるエステティックサロンのベトナム支店マネージメントを依頼されてベトナムに来ています。

 

29歳で初めての海外へ

宮野:では元々美容関係のお仕事をされていたわけではないのですか?

田中:和歌山から上京して、8年間東京でアパレルのセールスを行っていまして、29歳になるまで実は一度も海外に行ったことがありませんでした。旅行とかに行くよりも仕事をするのが好きでしたし、海外に行きたいとも思わなかったんですよね。

ですが、最後の3年間は外資系のアパレルブランドで働いていて、社員さんやお客様など自然と外国人の方と接する機会が増え、英語も少ししか話せないけれどもっと海外の事が知りたいなと思うようになっていきました。

アパレルの仕事は大好きだったのですが30歳を目前に、新しいことにチャレンジしたいという気持ちもありました。そこで今までやりたい事って何だろうなって考えた時に、高校生の時に留学してみたかった事を思い出し、今ならまだいける!アパレルもここで卒業しよう!まずは海外に行くことから始めよう!と思い、オーストラリアにワーホリに行こうと決意しました。

宮野:今はベトナムでサロンのマネージメントをされていながら、1年前まで一度も海外に行ったことがなかったと聞いて驚きました。

田中:1年前の私もまさか自分がベトナムで脱毛サロンのマネージメントに携わることになるなんて思ってもみませんでした(笑)

ワーホリビザって例外もありますが国ごとに人生に一度、31歳までしかとれないんです。だから、行きたいと思ってからはギリギリだし今しかないなと思って立ち止まることはありませんでしたね。

日本で英語を数カ月勉強してからオーストラリアに渡り、向こうでは実際に英語を使うことに慣れたかったのでカフェで働いたりしていました。オーストラリアは自然が多くてとても素敵なところでしたよ。

 

異国の地でのマネージメントをしながら感じた事

宮野:ワーホリビザを取得した方ってほとんど1年丸々いらっしゃることが多いと聞きますが、なぜ半年でベトナムに来ることになったのですか?

田中:私も元々はオーストラリアに1年滞在予定でした。しかし、以前からの知り合いで、私に海外に行くきっかけをくれ、応援し続けてくれたドリームインテリジェンスの社長から「ベトナムに美容サロンをオープンする話が合って、出来そうな人を探している」というお話しで声がかかったんです。

ベトナムには来たことがなかったけれど、sala Japanの社長の想いに共感したこと、そして素直にいいな、やってみたい!と思ったので、半年ほどで切り上げてオーストラリアから直接ベトナムに来ました。

宮野:直接ベトナムへ!異国の地で事業の立ち上げを行うのにオーストラリアから向かうその身軽さ好きです!(笑)

初めての国で一から立ち上げをされて、仕事上苦労されたことも多かったのではないですか?

田中:やはり文化や前提としているものが違うので、日本語が堪能な通訳の子だとしてもニュアンスまで上手く伝わらないことは多いです。日本人が当たり前だと思っていることがベトナムでは当たり前じゃないこともよくあるので、日本ですんなりいくことにも何倍も時間はかかります。

けれど、ベトナム人スタッフと働いていて逆にすごいなと思う部分も多くあります。
ベトナム人は出来ないって言わない人が多いですよね。なんとか形にしようとする人が多い。間違っていたり、予想もしていない結果になることもありますが、チャレンジ精神はすごいと思います!若くて向上心の強い人も多いので、年齢関係なく刺激を受けて学ぶことが多いですね。

tanaka_nozomi_san1

 

海外に来て、日本を客観的に見れるようになった。

宮野:確かにベトナムの大学生とかと話していても、自分でこの国を良くしていくんだって力強い思いを感じます。

この1年間、海外に来て良かったなと思うことはありますか?

田中良いところも悪いところも含めて日本を客観的に見れるようになりました。
日本ってインフラや様々な保障が整っていて、不自由なものがないからこそ守りに入ってしまいがちな気がします。

ですが、ベトナムはこれからどんどん経済成長をしていく真っ只中。いろんなものが整っていないことが多いので、みんな自分自身で工夫してアイデアを出し、もっと良くしようと頑張っています。今の日本の若者にはないような、枠にとらわれない提案力やパワーを感じることもあります。そこはとても勉強になりますね。

私自身も日本に居るときはこうしなきゃいけないって無意識のうちに守りに入っていた自分が居たことに、海外で生活してみて気づきました。日本から出てみて、何でもやってみればいいんだなって自分に対して楽になりましたね。

そして、ある程度いろんなものが揃った日本で過ごしていると陥りがちな、「なんとなくこのままでいい」という気持ちを捨てて、自分で頑張らないといけないんだと強く思うようになりました。

宮野:海外へ行く前は「海外」っていう未知の場所に対して意識が向きがちですが、実際に来てみるとより日本に対してや自分自身に向き合うことが多くなりますよね。

田中:そうですね、実際に海外に来ていろんなことをやってみて思うのが日本でも海外でもどこに居ても変わらないんだなって思います。「やるか」「やらないか」は自分次第で国や環境はそこまで関係がない。けれど、違う環境に出てみることで気づかされることは多くあると思いますね。

海外への興味があるのであれば、期間を決めてでもいいから何かしらアクションを起こしてみたらいいと思います。日本だけにとらわれず選択肢を増やした方がいいと思います。日本に居ると簡単にネットで情報が入ったりしますが、自分で足を運び、見て、体験して、感じたことが何より大事になってくると思うんです。

1年前まで日本を出たことがなかったのに、今ベトナムでサロンの立ち上げ、マネージメントを行っている私としては、まずは何でもやってみればいいんだろうなって思います。

もし不安に思っていることがあっても来てしまえば大抵気にならないことが多いです。

 

どんな環境に居ても、全て自分次第

宮野:希美さんが海外に来る前不安に思っていたことって何ですか?

田中:言葉の不安もさることながら、いろんなものが手に入るか不安でした。日用品、洋服等々日本で当たり前に手に入っていたものがその国にあるのか不安で、初めて日本を出た時はあらゆるものを荷物パンパンに持っていきました。

でも実際に来てみると、ホーチミンはすごい都会で何でも揃っていて驚きました。そこで生活している人が居る限り、生活はできますね(笑)
それに今ならどこへ行ってもネットがあるから日本の友人とも簡単に連絡が取れるし、ベトナムに関していえば日本食も充実していて航空券もそこまで高くない。

言葉に関しても、現地の言葉が分からなくて大変なこともありますが意外と通じないほうが楽なこともありますし(笑)

宮野:ベトナムに住んでいる限りベトナム語を学ぶ努力は怠らないほうがいいとは思いますが、通じないから楽だと思うことは私もよくあります(笑)

最後に、希美さんの将来の夢や目標を教えてください。

田中:自分が実際に海外で動いたり働いたりすることで、少しでも日本のためになればいいなと思っています。日本に限らず、いろんなとこにいろんな仕事がある人になりたい。常に身軽でオープンマインドで居たいです。

日本じゃないと、海外じゃないとなんてことはなくて、どこでも自分次第、大丈夫なんだってことをまずは自分自身で体現していけたらいいなと思っています。

実は来年2月に出産予定なのですが、私の子供にはもっと早くに海外に出て行って欲しいし、たくさんの経験の中から小さな枠にとらわれずにボーダレスに活躍してほしいと密かに願っています!

宮野:今日はお会いできて嬉しかったです。素敵なお話しをありがとうございました!

tanaka_nozomi_san


~この記事を読んだ方にオススメ~

現地コンサルタントが語る、ベトナム就職のリアル
実際にベトナムで働くってどうなの?ベトナムで過ごすキャリアコンサルタントがお教えします。

海外就職を悩ます要因を解決してアジアへ!~家族編~
海外就職の際に想定される悩みとその解決方法!

新興国ベトナムのこれからの魅力
毎日のように経済発展の息遣いが聞こえるベトナムの魅力をお伝えします。

関連記事

Facebookページ

カテゴリー

ページ上部へ戻る