【ベトナム就職者談Vol.39】ウー笑冬さん・加藤千礼さん/WEBサービス会社

ウー笑冬さん・加藤千礼さん/WEBサービス会社

今回ご紹介するのは、ウェブ開発会社Innovation Vietnamの社長を務める、ウー笑(Wu Xiaodong)さんと、同社でベトナム人のエンジニアスタッフへの教育等を務める、加藤千礼(かとう かずのり)さんです。

ウーさんは日本の本社(Innovation)で働いていましたが、突然のベトナム拠点長への任命を受け、来越。加藤さんは、Innovationの社員ではありませんでしたが、ベトナムに拠点ができるにあたり、ウーさんと共に来越を決めました。お二人のこれまで、そしてこれからのビジョンに迫ってみましょう!

ウー笑冬さん
(ウー笑冬さん)

自己紹介

ウーさん(以後ウー):こんにちは。中国生まれのウー笑冬と申します!
小学校5年生から日本の東京にやってきました。
本社Innovationに勤めていて、入社1年目の終わりごろからベトナム拠点の立ち上げを行ってきました。
今年でベトナムは3年目、25歳になります。

加藤さん(以後加藤):神奈川県出身の28歳、加藤千礼(かずのり)と申します!
IT系の大学を卒業後、大学時代からアルバイトをしていたアイデアノマドという会社に就職しました。
その後フリーランサーとして、様々なウェブ開発に携わった後、Innovation Vietnamにやってきました。

Innovation Vietnamでの日々の業務

ウー:現在は主に日本本社からの開発依頼を受け、そのプロジェクトとエンジニアスタッフをマネジメントし、納品しています。
そして、現地向けの新規事業の立ち上げも行い始めています。現在はラボ型の開発事業を新規で行っています。

加藤:ベトナム人のデザイナー・エンジニアのスタッフに、指導を行っています。
日本からの仕事の依頼を細かく整理して、ベトナム人スタッフに伝えます。

学生時代はバイト一色

ウー:塾の講師のアルバイトで、小学生から高校生までを指導していました。室長の次のポジションまで上り詰めて、クーデターを起こしたりもしました(笑)

加藤:学生時代から、就職先でもあるアイデアノマドで働いていました。
当時、Innovation Japanと共同でBiztrendを開発したりもしました。実はこの時からInnovationとは関わりがあったんです。

ベトナムにやってきた理由は、「かっこよさそう」そして「日本に少し飽きた」

ウー:ベトナムに来た第一の理由はまず出向ですから、会社の中で選ばれたからですね。
でも選んでもらえたのにも理由があって、僕はずっと入社した時から「海外で働きたいんですよね~」って言っていた。
それを取締役とか社長が覚えていてくれたんです。なんでって、海外で働くって、やっぱりかっこいいじゃないですか?(笑)

加藤:僕は、日本に対して少し飽きてしまったからかな。Innovationとは共同で仕事もしていたから、ベトナムに拠点を作ると決まったときに声をかけてくれて、私も海外に出たいと思っていたから、喜んでやってきました。

ベトナム

私は起業をするような人にはなれない

ウー:前までは、2,30歳までは色んな仕事のキャリアを積んで、その後はお金を追い求めて、起業するという将来設計をしていたのですが、起業はいいかなと思うようになりました。
こっちでは起業をした人と話せる機会が結構あって、私はあんな風にはなれないな、と(笑)かなりぶっ飛んでる人たちばっかりだから(笑)
あと、会社を車に例えると、エンジンにあたる人(起業家)とハンドル操作をする人(経営者)がいると思っているんですが、私はたぶんハンドル操作のほうが向いているし、好きだと感じます。だから経営をやりたい。

30歳からは趣味に没頭

加藤:私は将来楽しくやれれば何でもいいと思いますよ。

ウー:加藤さんのように、エンジニアとして手に職を持ってると、他の人とは違うと思います。
自由度とか、仕事選びとか。エンジニアのキャリアステップってどんな感じなんですか?

加藤:たぶん、30歳を過ぎたら大手の技術部門に行って落ち着く、というのが一番いいとされるキャリアステップじゃないかな。でも私は、30歳からは趣味に没頭したいと思っています(笑)
ウェブサイトを自分で作りたいし、どんどんニッチな市場に関わっていきたい。

ウェブサイト

ベトナムでは毎日驚きがある!?

ウー:ベトナムでは、日本では起こらないことが普通に起こります。
仕事場やお店のスタッフから、街にいるおばちゃんまで色んなポイントで驚かせてくれます。
日本にはあってベトナムにないこと、逆にベトナムにはあって日本にはないこと、日本では当たり前のこと・・・色んな前提が通用しなくなります。それが面白い。

加藤:驚きは最近少なくなってきましたが、ベトナムでは生活が本当にしやすいですね。物価が安いですし。

「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」

ウー:ご存知の方もおられるかもしれませんが、これはエウレカというアニメの有名なセリフです。
私はこれを座右の銘にしています。与えられようとずっと待っているのではなく、自分で勝ち取っていく姿勢を出す、そうすれば周りも与えてくれるということです。
もう一つ、自分が就活をしていたときに説明会で聞いた、「安定って何?」という話をご紹介したいです。「安定したい」とはいっても、実際その「安定」の内容について十分に考えているのか、問い直してみることも必要かもしれません。
例えば、ガタガタ揺れる満員電車の中で、ある程度頑丈な箱に入ったケーキを持って乗るとします。すると、箱は頑丈なので無事ですが、中のケーキはぐちゃぐちゃになってしまいますね。
逆に中のケーキがしっかりしていれば、箱はボロボロでも、また別の箱に入れれば大丈夫なわけです。
会社という箱に囚われず、自分がしっかりとしたケーキになることが大切です。
また、そういう人が周りにいたらマネをしてみる。すごい人がいたら、「すごいなぁ」で終わらせるのではなく、どこが自分と違ってどうすごいのかを考えて、取り入れられることはどんどん取り入れてみることも大事だと思います。

「好きこそものの上手なれ」

加藤:私はベトナムに来て、日本人の「好き」や「できる」のハードルが高すぎるのでは?と思うようになりました。
例えば、英語。日本人はI am Japaneseの意味がわかっても、「英語ができない」と言いますが、ベトナム人は「できる」と言います。
強調したいのは、むやみに「できない」と言ってしまうことによって、誰かからの「これやってみてよ」が来なくなってしまうということです。
また、周りに囚われないほうがいいと思います。「就活」も同じ。みんながやっているからやるという動機では、しんどくてちゃんと続かない、折れてしまうと思います。

ウー:私も就活では、大企業に魅力を感じなかったので、中小企業を選びました。この選択に全く後悔はしていません。自分の感覚や「好き」という気持ちに素直になって、周りに流されない選択をすることが大事だと思います。


ウーさん、加藤さん、ありがとうございました!

考えてみると、私も「できない」と言うのが癖になってしまっているかも…。その言葉で可能性が減ってしまっているとなると怖くなりました。
少しでも多く「できる」と言えるように、これから色んなスキルを身に付けて、たまにはハッタリも使って(笑)自分の可能性を広げていく大切さを感じました!

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