【ベトナム就職者談Vol.36】八島悠輔さん/製造業

八島悠輔さん/製造業

八島悠輔さん

今回ご紹介するのは、新卒で来越し、家具の製造工場で働く八島悠輔(やしま ゆうすけ)さんです!
幼少期を台湾で過ごした経験がありましたが、その時は親に完全に守られていたとのこと。

今度は自分ひとりで海外に出てみて、生活できるのかを試してみたい。
そんな気持ちを持って、ベトナムにやって来たそうです。
今の八島さんの生活、そしてこれまでの経験を見てみましょう!

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インタビューアー(以下檜垣):こんにちは!自己紹介をお願いします。

八島さん(以下八島):大阪生まれの26歳、八島悠輔です。ビンズン省の工場で働いています。ベトナムに来て3年ぐらい経ちました。

檜垣:仕事の内容を教えて頂けますか?また、日々の仕事で感じることはどんなことでしょうか?

八島:製造業ですが、私の仕事は製品の最終チェックから出荷に関わる部分です。具体的には、日本へ出荷する製品の検品と品質チェックを行い出荷表を作ったり、資材メーカーとのやりとりや新規開拓営業をしたり、ベトナム人スタッフを教育したりと幅広い業務を行っています。出張もよくあります。
日々感じるのは、品質の管理の際、ベトナム人と日本人では出荷してOKだという基準が全然違うなぁとよく感じますね。「この傷はあかんやろ!」と思ってそれを工場長に指摘すると、「こんなの大丈夫だろう!」と言われ、ぶつかることもしばしばです。だからこそ、前もってルール設定をすることの大切さを感じましたし、問題解決のやり方なども学べています。

学び

檜垣:前もってルール設定することで、トラブルを回避できる可能性が高くなるんですね!逆に仕事をしていて楽しいと思うことはありますか?

八島:仕事中に楽しいと思うことは・・・実はそんなに思いつかないんです(笑)でも、日本に帰った時に自社の製品を見ると、「遠路はるばるご苦労様。」と言ってあげたくなりますね。感慨深いです。

檜垣:なるほど。それはものづくりの醍醐味ですね!八島さんの学生時代について教えていただいてもいいですか?

八島:僕は特に、学生時代はこれをした!というようなことはなく、どちらかというと好きなことをのんびりと行った、まさに人生の夏休みのような学生時代でした。友達を集めてフットサルやバスケをしたり、暇ができたら自転車で旅をしたり、お金がなくなったらバイトをしたり、とにかく自由に、一日一日を好きなように生きてました。1年間休学もしたのですが、休学している期間も留学をしたとか、インターンをしたとかではなくて、家の隣のプールでアルバイトしてました。他には留年会という有意義な会を開催したり、留年卒業旅行なんて言って旅行をしたり。(笑)

檜垣:留年卒業旅行・・・とにかく気ままで自由な学生時代を送られたんですね!(笑)そこから新卒でベトナムに来られたということですが、何がきっかけで海外就職を選ばれたんですか?

八島:私は子供のころ台北に6年間住んでいたのですが、そのときは常に親に守られた生活をしていました。私の父は13年ほど台北に赴任していたので、大人になった自分は父と同じように一人で、海外で生活することができるのかを試してみたかったんですね。
もう一つは、海外に行くことで、自分の整理をしたかったんです。日本にいるとどうしても、「いらないもの」を抱えがちになると思います。それは物も然り、人間関係も然り。そういうものを一度整理したかったんです。

檜垣:確かに、一度海外に出て日本に帰ると、いるものといらないものが少しはっきりしますよね。そういう意味でも、環境を変えることって大事かもしれません。そして実際ベトナムに来て、良かったことを教えて頂けますか?

八島:まず言葉の不自由な国に来ると、感覚が研ぎ澄まされますよね。欲しい情報や、会いたい人との時間を得るために貪欲に、行動的になれます。また、ベトナムにいる間に「次に日本に帰ったら何をしようかな」と考える時間が好きなんです。いざ日本に帰ったら、日本に集中できる。色んな人に会ったり、色んな物を買ったり。海外に出ていることで、日本がもっと楽しくなった気がします。

檜垣:確かに海外に出ると行動的になりますよね。私も、日本だったら、「明日でもいいや」となってしまうことが、海外だと「今日しかないかも」って思うことがあります。ところで、八島さんはベトナムのどこが好きですか?

ベトナム

八島:僕はベトナムの人が好きですね。僕の周りのベトナム人が特にそうなのかもしれないけど、真面目で人を疑わない人が多いと思います。ある日、胸を押さえながら「うっ・・・実は俺、心臓病なんだ」と嘘をついたら、すごく心配して次の日に心臓の薬を買ってきてくれたり(笑)ごはんを食べに行ったりすると、お金を絶対出させてくれないし。真面目で優しいんですよね。

檜垣:心臓病の嘘はかわいそうですよ(笑)私も、ベトナム人は真面目で純粋な方が多いという印象があります。もちろん人にはよりますが。八島さんは将来の夢がありますか?

八島:うーん・・・特にないけど、強いて言うなら自分に一番合う国はどこかを探したいですね。今のところ、大阪を超えるところはありません。だんだん西に移動して行こうと思っています。次はタイに行ってみたいかな。

檜垣:自分に一番合う国って何だろう?私も色んな所に行って、自分に合うところを見つけてみたいですね。では、最後に読んでいる方に向けて一言頂けますか?

八島:まず、今将来について悩んでいたり、止まっている方へ。人生の中では「何もやらない」という選択肢もあると思います。周りではあれこれ忙しくしている人が多いかもしれません。でも、何をしようかなって悩んだり、止まっている時間も大事だと思います。ゆっくり進めばいいと思いますよ。
また、僕の中では海外に出ること自体が大事なことではなくて、環境を変えることが大事だと思います。周りが物や人間関係でごちゃごちゃしてきたら、一度環境を変えてそれを整理する。新しい物事をどんどん探すのも大事ですが、その都度いらなくなった物事を捨てることも大事です。その方法の一つが「海外に出ること」なんだと思います。

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八島さん、ありがとうございました!
悩んだり止まったりしている時間も大事だという言葉は、今将来のことなどで、悩んだり止まったりしている人に勇気を与えてくれるのではないでしょうか?
これからも、自分のペースを大切に生きていこう!と思えるようなインタビューでした。

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