ベトナムの物価、完全ガイド!日本との違いも比較

ベトナムの魅力の1つとして、「物価の安さ」があります。

実際、ベトナムの物価は日本の物価に比べはるかに低く、旅行するにしても住むにしても、日本人にとってベトナムの物価は非常に嬉しい要素の一つとなっています。

今回は、そんなベトナムの物価の実態を分析、解説していきたいと思います!(わかりやすいように200VND=1円のレートで計算をしていきます。)

 ベトナムの物価、基礎知識

ベトナムの物価の解説に入る前に、まずはベトナムの物価の基本的な情報についてお話したいと思います。

 ベトナム人の平均収入

ベトナムの統計総局によると、2017年のベトナム国民の平均月給は650万VND(3万0500円)でした。

地域によっても差があり、ホーチミンでは1037万VND(4万8900円)、ダナンでは1020万VND(4万7900円)、ビンズオン省で1010万VND(4万7400円)、バクニン省で950万VND(4万4600円)、そしてハノイでは930万VND(4万3700円)といった結果になっています。

日本とすると桁違いに低い収入となっていますが、この収入でも問題なく生活ができるほどに物価が低いということが言えます。

 ベトナムの物価上昇率

昨今経済成長著しいベトナムですが、この経済成長は一体ベトナムの物価にどのような、そしてどれくらいの影響があるのでしょうか。

 近年の物価上昇率

消費者物価指数(≒物価上昇率)を参考にすると物価が2000年~2007年の間で約1.5倍、2007年~2015年の間で約2倍になっています。今から約10年前はVNDの最高額紙幣は10万VNDでしたが、現在は50万VND紙幣まであります。

今年に入ってからの動向で、2018年9月の全国消費者物価指数は前年の同月比で+3.98%上昇、そして前月比で+0.59%上昇という結果になりました。

多くの地域で学費やガソリン・ガスが値上げされたこと、大雨や洪水で食糧や食品の需要が急増したことがこの物価上昇の要因として挙げられるでしょう。

今後の物価上昇に伴い、人件費の上昇などベトナムに進出している日系企業にとっても大きく関係のあるトピックとなっています。

 ベトナムの物価の詳細情報

ここからはそれぞれの場面での物価について、詳しく見ていきましょう。

 飲食費の物価

旅行の楽しみの一つは現地でしか食べられないその国独自の料理でしょう。ベトナムの飲食費の物価は日本に比べどのようなものなのでしょうか?

 ベトナムローカル料理

ベトナム料理と言えば、代表的なものはフォーやバインミーなどを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

よく並んでいるようなローカルのお店だと、日本で外食をするのに比べかなり物価が安いです。ローカル向けのベトナム料理屋さんや屋台だと、30,000~50,000NND(150~250円)くらいが相場です。

しかし、同じベトナム料理屋さんでも、ターゲットが外国人観光客となると物価は大きく変わってきます。観光客向けベトナム料理レストランだと、150,000~300,000VND(750~1,500円)と、ローカルのお店より高くなっています。

 日本食レストラン

ホーチミンには、日本食が多く集まるエリアがあり、ベトナム在住の日本人も多くがそういったレストランでベトナムでも日本食を楽しんでいます。

そんなベトナムでの日本食ですが、ベトナムでは、日本食は高価格になる傾向にあります。ベトナムでの日本食レストランの相場は150,000~300,000VND(750~1,500円)ほどです。

しかし、場所を選べば日本で食べるよりも安く食べることができる食べ物もあります。日本人ではなくベトナム人向けに日本食を出しているお店や日本人ではなくベトナム人が経営をしているお店は少し価格が低い傾向にあり、100,000VND(500円)ほどで日本食が食べられるお店もあります。

 カフェ(ローカルチェーン、グローバルチェーン)

ホーチミンには、個人経営の店も含め、本当にたくさんカフェがあります。どのお店の飲み物もお洒落で全部試してみたくなりますが、そんなベトナムのカフェの物価は一体どのようなものなのでしょうか。

まずは、ベトナムローカルのチェーン店から見ていきたいと思います。

下記はベトナム国内に80店舗以上を出店しているベトナムを代表するカフェチェーン、ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)の価格です

-アイスコーヒー 29.000VND (140円)
-エスプレッソ 44.000VND (212円)
-ライチティー 39.000VND(190円)

こうしてみてみると、日本の物価に比べかなり低いことが分かります。

では、世界的コーヒー店のスターバックス(Starbucks)はどうなのでしょうか。

-コールドブリュー 63.000VND (300円)
-モカフラペチーノ 98.000VND (470円)
-キャラメルフラペチーノ 98.000VND (470円)
-チャイティーラテ 78.000VND (375円)

スターバックスは先ほどのローカルチェーン店の約二倍の値段となっており、日本での価格とほとんど変わりません。

今回はチェーン店の値段のみの比較をしましたが、道端の路上カフェだと一杯50円くらいでコーヒーを飲むことができます。

 ミネラルウォーター、ビール

ベトナムの水道水は、日本の水道水とは異なり飲むことができません。ベトナムの水道水は硬水ですし、衛生状態もあまり良いとは言えないでしょう。

そこで、ベトナムでは水を購入する機会が多くなると思いますが、飲料・食品について言えるのが「ベトナム産は安く、輸入品はその何倍もする」という事です。

ミネラルウォーターは、500mlで5000VND (25円)、1Lで10,000VND (50円)と言ったところでしょう。

また、ビールは、ベトナムのビール333(バーバーバー)だと10,000 VND (50円)、サッポロビールだと20,000VND (100円)くらいです。

 生活費の物価

旅行だけでベトナムを訪れるだけなら気になることはないかもしれませんが、実際にベトナムに住むとなると気になるのが生活費の物価です。

 家賃・光熱費

ハノイやホーチミンでは、数年先から電車が市内を走るようになり、今のうちから駅周辺の地価が上昇しています。

高校卒業後ハノイやホーチミンで1人暮らしを始める田舎家郊外出身の若者たちは、一般的にインターネットでシェアハウスの仲間を募り、1部屋を3人ほどで借りて家賃をシェアします。だいたい、一人当たり100万VND(5000円)ほどの物件を探すそうです。

日本人留学生や現地採用者は、500万VND(2万5000円)~1000万VND(5万円)の一部屋を間借りすることが多いです。

日本人や外国人の駐在員は、家賃が都心で3000万VND(15万円)以上のコンドミニアムに住んでいることが多いです。

 タクシー・Grab・バス

ベトナムのタクシー会社で比較的に安全と言われているのは、VINASUNとMAILINHです。ここでは、大手タクシー会社のVINASUNタクシーの料金を例に挙げてみます。

VINASUNタクシー

▽5シート車
初乗り料金(700メートルまで)は11,000VND(55円)
700メートル以降15,000VND(75円)/km
31キロメートル以降12,500VND(62円)/km

▽8シート車(トヨタInnova J)
初乗り料金(700メートルまで)はVND11,000VND(55円)
700メートル以降16,000VND(80円)/km
31キロメートル以降14,500VND(72円)/km

では、Grabはどうでしょうか。Grabはアプリで配車をすることになりますが、この値段は距離はもちろん天候や時間帯にも左右されます。

例えば、約10分ほどの距離の場合、普通だと120,000VND(600円)ほどですが、雨が降った場合これが180,000VND(900円)ほどになることもあります。

バスは、ホーチミン市内だと以下のような物価になっています。

▽1回券:料金は一5,0 00VND
18キロメートルまで5,000 VND。。
▽回数券:購入した年の年末まで有効。18キロメートル以内の区間の回数券30回分が112,500 VND。すべての路線が乗り放題の回数券30回分135,000 VND

 通信費

旅行にも現地での生活にも欠かせないのがインターネットですが、果たしてベトナムにおける通信費の物価はどのようなものなのでしょうか。

ベトナムの4G(LTE)の1GBあたりの料金は、世界でも最安値レベルだと言われています。ベトナムでのシェアが大きいViettelにおける料金プランを見てもその物価の安さが分かると思います。

・1GB/月=4万VND=200円
・2GB/月=7万VND=350円
・3GB/月=9万VND=450円
・5GB/月=12.5万VND=625円

生活水準の低いベトナムでも十分利用できる物価となっています。

 娯楽費

ここでは、ベトナムにおける娯楽の物価を見ていきます。

ボーリング

7区のロッテマートにあるボーリング場を例に見てみます。平日夕方は1人1ゲーム48,000VND(250円)で、祝日は60,000VND(300円)となっています。靴は9,000VND(45円)、靴下は12,000VND(60円)で借りることができ、2ゲームやっての400円くらいで遊ぶことができます。

映画

ベトナムでは、映画の物価は45,000~90,000VND(220~440円)ほどです。日本の物価に比べ半額くらいとかなり低いことが分かります。

ビリヤード

故ホーチミンも好きであったと言うビリヤードですが、ベトナムでの物価は1人1時間50,000VND(250円)ぐらいとなっています。日本のビリヤードの物価はだいたい一時間600円くらいが相場なので、日本の物価よりかなり低いですね。

 日本とベトナムの物価比較

今まで、日本より安いものを中心に紹介してきました。しかし、物によっては日本の方が物価が安いという物もあります。

ここでは、日本とベトナムで、どちらの国で何がお得に買えるのか見ていきます!

 ベトナムの方が高いもの

多くの物が、日本よりベトナムで購入する方が安く手に入れることができます。食事、お酒、食料等は基本的にベトナムの方が物価が低いと考えていいでしょう。

しかし、ものによっては日本で買った方が安いものもあります

外国からの輸入品は全般的に高くなる傾向にあります。日本からの輸入品も関税の関係で高価になります。例えば、料理をする際に日本と同じ調味料を使いたいと思うこともあるでしょうが、日本での価格の3-4倍ほどの値段であることも少なくありません。

また、ベトナム国内で生産していない製品に関しても、輸入税や輸送コストがかかるので物価が高くなっている場合があります。

新品のiPhoneは日本より若干高く、また、自動車に関しては関税が100%かかるので、日本よりも1.5~2倍の価格でベトナムでは販売されています。

 日本とベトナム、1,000円あれば何ができる?

物価の違いをイメージしやすいように、日本とベトナムそれぞれで1,000円であった場合に何ができるかシミュレーションをして見ました。

 交通費

日本、ベトナムそれぞれでバスで移動をするとします。

日本では成田空港から東京駅まで(約40km)向かう高速バスが1,000円で乗れます。対して、ベトナムでは1,000円あればホーチミンから約420km離れたビーチリゾート、ニャチャンまでバスで行くことができます。

日本の10倍の距離を同じ価格で移動できるということです。約420kmというと東京駅から琵琶湖までの距離と同じくらいになります。いかにベトナムのバスが安いかがわかりますね。

 食事

日本では外食をした場合に定食を頼めば、1食で1,000円を超えてしまうことも珍しくないと思います。

ベトナムでは下記のように全て外食をしたとしても、1日の食費を500円以内にすることが可能です。つまり、2日の飲食費を1,000円に収めることができます。

朝食 バインミー 15,000VND (75円)
昼食 フォー   25,000VND(125円)
夕食 コムガー  30,000VND(150円)、缶ビール1本   30,000VND(150円)
合計        100,000VND(500円)

 娯楽費

日本にいて、1,000円で休日を満喫しようと思っても、選択肢がとても少ないかと思います。
ベトナムでは下記のように映画・マッサージ・カフェを楽しんだとしても1,000円以内に収めることができます。

映画                                            60,000VND(300円)
フットマッサージ30分  100,000VND(500円)
カフェ(コーヒー一杯)       40,000VND (200円)                       

 ベトナム物価まとめ

いかがでしたでしょうか?日本に比べ物価が安い印象のあるベトナムですが、ベトナムを訪れる前にベトナムの物価の知識を付けていくことで、現地で更に賢く買い物ができる事でしょう。

最新ベトナム求人はこちら

****************************************************************************************
▽アジア就職・ベトナム就職に関する相談は▽
ベトナム就職相談
弊社日本人スタッフがご連絡します。

記事一覧