知って得するベトナム人候補者の考え方

転職を希望するベトナム人の心理とは?

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テト明けの人材流動化はベトナムでは一般的なものとされ、
各種企業の側でも増員・組織再編と大きな動きを迎えられている
今日この頃ですが、実際に企業側の皆様も
面接の時間を割かれることが増えているのではないでしょうか。

今回は、面談を進める中で多く見られる
ベトナム人候補者の考え方を共有させて頂くことで
皆様の採用活動・人事活動の一助になればというテーマです。

この時期に多い転職者の転職後の給与認識について

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最近の面談でとくに多いのが、転職後のあるべき給与認識にギャップを感じること。
ケースバイケースではあるとして、結構な方が以下のような認識でいらっしゃいます。
「転職後の理想の給料=現在の給料×1.2~1.3」

私自身も経営に携わる身から、
転職しただけで人件費が跳ね上がるなんてとんでもない話!
と言いたいところですが、
あくまで理想の認識がこうだ、という事実は頭の片隅においておきたいところです。

通常、企業側から採用オファーを出される際は、
「現職と同程度」というケースが最も多く、
その妥当性は言わずもがなですが、正否に関わらず認識にギャップがあるという事実を
無視することは得策ではありません。

ここで注目したいのは、「あくまで理想であり、必須ではない」ということです。
では、何が落としどころになるかというと、
月並みに「人間関係・社内の雰囲気」「学ぶ機会・会社の成長ビジョン」
といった定性的な要因になります。

なんだかんだと、給料以上に気にされる方は過半数を占めるのではないでしょうか。
ただ、それらへの言及が不足しているならば、
確実に見える給与に集中するのも無理からぬところです。
質問ありますか?と聞いても聞いてこないのが厄介ですが(笑)

ということで、競合選考・選考者が多く多忙になりがちなこの時期だからこそ、
人事や将来の関係者を動員しつつ有望な人材への働きかけを
重視することをお奨めします。

転職の基本は「要するに納得感があるか」ですので、
それらを行っていることで、
例えシビアな給与交渉下においても建設的かつ現実的な話に繋がるかと思われます。

転職のきっかけの認識について

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面談時には常に「どうして転職しようと思ったのですか?」と尋ねていますが、
この時期に多いのが「会社のルールが変わったから」という理由です。

詳しく聞くと、むしろ良い変更・労働法変更に伴うものであり至極当然の変更。
ということが少なくないのが実際のところですが、
各論はさておき共通して言えるのは
「圧倒的に理解が足りていない」ということです。

実は弊社でも、約2年前にルール変更に関する事件がありました。
要約すると、会社規定の変更を行い、
結果としてNet給が上がりGross給は変わらず。
という明らかに好条件であるにもかかわらず、
なぜか反発が起きるというミステリーです。

結局はただの誤解だったので度重なる説明と具体的なメリットの提示で解決しましたが、
内容によらず「金銭や待遇を何らか変えること」に対する脊髄反射的な拒否反応が起きる
という事件は紹介企業目線でも経営目線でも深く勉強になる出来事でした。

このように、会社規定やルールに強くこだわる割には理解が足りておらず、
それ故に動機になり得るという事実は採用・人事において
強く意識しておきたいポイントです。
労働者優遇の政策をとっているベトナムにおいては、
他の国よりも色濃く出てきがちです。

従い、説明責任の実行と理解の獲得は離職防止への大きな意義があり、
逆手にとれば、転職者への差別化要因にもなりえます。
ということで、この辺りの説明は意識して強化していくことをお奨め致します。

日本人の感覚として、転職回数は少ない方がいいというのは大勢を占めますし、
私自身もそう思いますが、要するに
「将来同じように退職するかどうかが心配。」
という点に尽きるのが皆様のお気持ちなのではないでしょうか。

で、あるならば、結果よりも原因にフォーカスして
再発リスクの有無や要望との一致を確認する対話は、
面接時だけでなく中長期的にも双方にとってメリットがあります。

良い人材の獲得・さらなる成長という皆々様の目的のため、
こんな話もあったと頭の片隅にでも置いて頂ければ幸いです。

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