必見、ベトナムの日本語人材の長期雇用の秘訣とは?

日本語能力を兼ね備えたベトナム人を
長く雇用するにはどうしたらいいのでしょうか?

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ベトナムには多くの日本語人材がいますが、
お陰様で弊社にも毎月多くのベトナム人日本語人材の方が転職相談にいらっしゃいます。

その中でも転職理由として挙げることが多いのが
「日本語を磨く機会が乏しかった」という意見なんです。
それでは今回はこの意見を掘り下げてみましょう。

「日本語のスキルを磨ける職場」とは?

企業様から退職理由として伺うことは少ないので、
表立って言われることは少ないかと予想していますが、
500人超の候補者と直接面談してきた中で半数近い方がこの理由を口にされます。

もちろん退職理由は十人十色。
鵜呑みにすることはありませんし、事実関係を立証することは難しいですが、
そもそも「日本語人材を採用する=日本語を使って仕事をしてもらう」という図式がある中で、
どうしてこのようなミスマッチが起きるのか。

私見と弊社のベトナム人コンサルタントの意見を交えながら分析したいと思います。

まず前提の話になりますが、「日本語のスキルを磨ける職場」というものを分解するところから始めると、

(1)日本の考え方や文化に触れることが多い(日本そのものに関わっているという実感)
(2)日本語の読み書きをする機会が多い(翻訳系、メールコミュニケーション、ドキュメント作成)
(3)日本語を話す機会が多い(通訳系、日常的な対話、お客様対応)

の3点になり、これらを「日本語を使えているかどうか」という満足度の観点から、
自社の環境を総合評価ではなく個別評価をしていく必要がありそうです。

ベトナム人スタッフの本音とは?

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まず、(1)日本の考え方や文化に触れることが多い(日本そのものに関わっているという実感)
については業務内容に準じるケースが多く、
改善であったり、報連相であったり、スキルとしての「日本式」があり、
日本人が意識せずとも自然と享受できるという日系企業共通の強みであるため、
特段の注意は必要とされません。

次に、(2)日本語の読み書きをする機会が多い(翻訳系、メールコミュニケーション、ドキュメント作成)
については、メールのやり取りの量・翻訳タスク等定量的に測ることが出来るので、
ここに不満がある場合は比較的容易に調整が可能です。

焦点となるのは、(3)日本語を話す機会が多い(通訳系、日常的な対話、お客様対応)ですが、
ここで重要なのは「日本語を話すこと」から一歩掘り下げて
「日本人(ネイティブスピーカー)と話すこと」である点に留意が必要です。

日本語人材を多く抱える企業様であっても、
恐らく社内のベトナム人スタッフの間ではベトナム語で話しているかと思います。
これは日本人が在日外資で働く場合であっても起きる普通の事ですが、
「それではベトナム人同士で日本語を話す機会を促進すれば良い」とは受け止められません。

一言でいえば、ネイティブスピーカーと話すから意味があるのであって、
それ以外の満足度は極めて低い
と言えます。英語留学を志向する日本人と考え方は同じですね。

また、日本語を用いる機会として、
研修や仕事の場での専門用語を駆使した日本語のやり取りが主なものになるかと思われます。
これは従業員のレイヤーによって反応が分かれますが、
満足度の観点から議論するとあまり効果がありません。
理由は、難しく・専門的で、それ故に汎用性に乏しいからです。

N2人材と言えど、純粋な日本語能力で言えばネイティブ小・中学生レベルの語彙力です。

日本語スキルを磨きたいとは言いますが、
背景や文脈が重要になるビジネス日本語は敷居が高く
(これは表現が難しいところですが)身の丈に合ってない日本語であり、
急激にキャッチアップすることは意外と望んでいません。
イメージ論になりますが、Jump upよりもExpandしたいという方が多いという印象です。
※もちろん個人差はあります。

満足度をあげるためにすぐ実践できること

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若干要望が高い感もありますが、以上の事から
「自分の話せるレベルの1つ2つ上くらいで、頻繁に日本人と話すことが出来る」環境が
(3)の観点における理想的な「日本語を磨ける環境」
という整理になります。

日本式のやり方を学べる、日本語翻訳が多い、通訳する機会もある。
というのは企業側の目線で一見すると
「十分な日本語環境」のように見えますが、
ベトナム人日本語人材の目線からすると、必ずしも一致しません。
特に日本人と喋る機会が不足している場合は注意が必要です。

とは言え、そのために業務内容を変更することは難しいですので、
前述の要件を満たしつつ、
日本語満足度を上げるためのお手軽な方法として、
雑談の機会を増やすこと
をお奨め致します。

ご存知の通り、ベトナム人はお喋りが大好きなので、
仕事から離れたところで今までより話してみませんか?
結果としてコミュニケーションの量も増え、仕事にもプラスの影響、定着にも寄与します!
知る人ぞ知るレストランを教えてもらえり、穴場のプレイスポットを教えてもらえたり、
プライベートにも思わぬ効果があるかもしれませんね。

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