退職のリスクを防ぐために理解すべきベトナム人の仕事に対する考え方

日本人とは少し違う、ベトナム人の仕事に対する考え方

悩める男性
この頃ベトナム人の方から「今後のキャリアや将来の転職に向けて今の自分はどうなのか」、
「何をやっておくべきなのか相談したい」というご連絡を頂くことも増えてきました。

弊社としてはサポートの幅がでるのでありがたい話であるものの、
少し気になるのが「会社の中では相談しにくい」という声。
たしかに上司にモノ申すこと自体が憚られる気持ちはわかりますが、
その疑問や気付きが会社や経営陣まで届かないのは非常に勿体ないですね。

今回は、よく見聞きする話をもとにした根本的な課題、
管理部兼任で働く自身の経験を 交えながら共有させて頂くことで
皆様の事業活動の一助となれば幸いです。

1.中長期視点の課題
~今の仕事が将来にどう繋がるか、よく分からない~

ベトナム人は一般に、キャリアや将来に対して一貫性のある考え方をすることが少なく
非常に短視眼的に判断されるというのが私の印象。
また、「では誰があなたの将来について具体的で長期的な展望を持つべきか」と尋ねると、
びっくりするくらい「経営者や上司です」と返されます。

その考え方の是非はともかく、それをやってくれる人が良いボスと捉える傾向が強い
というのは見逃せないポイントですね。

仕事のやり方・技術について教えることはできても、それだけで終わってしまえば
「学ぶものは学んだので、では次に」となってしまいます。
少々骨が折れますが、指導指示の際には「今この仕事をやることが将来にどう繋がるか」を
意味づけることは、教育投資の効果上昇だけでなく会社や上司への信頼感の底上げに
繋がる一石二鳥の効果があるということで自分自身肝に銘じたいと思わされます。

2.認知の課題
~会社の制度・評価及びその前提がよく分かっていない~

フェンス越しに花を摘もうとする手
これは一言で言えば、「隣の芝は青い」ということに尽きます。

「ある会社は同じ仕事なのにうちの会社の1.5倍の給料が出ている」、
また、「ある会社は福利厚生がとても充実していて、うちの会社は何かおかしい」という相談。

仕事柄、雇用条件についてはいろいろと情報が入りますので少し調べてみると
前者であれば「土日出勤もよくある」。後者であれば「給料自体は相場より低い」。
要するに、良いところだけを切り取って比べているというオチがつきます。

だから今のままで良いということではないにしても、とりあえずその網羅的ではない
前提情報のもと意思決定をしようとする点には留意したいところです。
転職時のアクションは早く、話を持ってこられた時点で覆すことは難しいため、
先回りして定期的に制度・運用の妥当性を周知することが大事と勉強させてもらいました。

3.属人化の課題
~個人・会社で仕事を体系的に網羅できていない~

実感の部分が多い点として、とても優秀だと感じる方であったとしても、
自身の仕事を網羅的・構造的に捉えること、またその取組みについては
個人の能力の割に長けていないと感じることがままあります。

より掘り下げて聞くと、そもそも「仕事を完結させる能力・経験≒自分の価値」であって、
それを誰かにシェアすること自体にはあまり価値を置いていないようです。

いわゆる属人化というやつで、うまくいっている時は問題になりませんが、
産休退職・人事異動・監査・税務申告・当局の調査時の顕在化だけでなく、
最悪不正の温床にもなりかねません。
結果そのトラブルフォローに追われ本業にも集中できないという悪循環になります。

諸事情により多少のブラックボックス化は否めませんが、
特にマネージャー職を担う ベトナム人の方には
そこをクリアにすることにも価値を見出してもらい、
自身と企業の価値向上の両取りに繋げてもらえるよう働きかけたいものです。

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