【ベトナム就職者談Vol.55】大島多希也さん/幼稚園運営

「ベトナムに日本式の幼稚園を浸透させたい」

大島さん アイキャッチ

 

今回のベトナム就職者談では、笑顔の素敵なベトナムのキラースマイル!
大島多希也(おおしま たきや)さんの登場です。

大島さんは、23歳という若さでベトナムへやって来て幼稚園の経営をしています。
インタビューでは、大島さんがベトナムで働こうと決意したきっかけや
これからの意気込みについてお話していただきました。

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-海外就職を決意した理由

久木田:初めまして。おいしいカレーも食べ終わったところで、早速インタビューを始めますね。
最初に自己紹介をよろしくお願いします。

大島:大島多希也(おおしま たきや)、埼玉県出身の23歳です。
現在、ベトナム人向け日本式幼稚園のスマイル幼稚園で働いています。

プライベートでは、フットサルとサッカーが好きでベトナムでも定期的に運動しています!
また、ヘム(裏路地)の散歩も好きで、そこでおいしそうなお店を見つけることも休日の楽しみの一つですよ。

久木田:私もベトナム人と日本人がサッカーをしているところを見に行ったことがあります。
お仕事が終わった後の運動はとても気持ち良さそうですね!大学時代は何をされていたのですか?

大島:高校の時から学習塾でチューターとして生徒を指導したり、
学生団体で幸せなキャリアを考える活動をしたりしていました。
また英語を話せるようになりたくて英語のミュージカルにも参加していましたよ。

久木田:英語のミュージカルは意外です!(笑)
大島さんは現在幼稚園の経営をされているそうですが、
もともと日本の教育に携わっていたことが今のお仕事に影響しているのでしょうか?

大島:そうですね。私が生徒をマネジメントする立場として教育に関わっていた際、
自分の働きかけ次第で生徒の行動、結果が変わる場面に何度も関わる事があり、
そのため教育に興味を持つようになりました。

久木田:たしかに自分が教えた生徒の成績やモチベーションが上がった時は、自分自身も嬉しいですよね。
では今のお仕事はどのような経緯で決定したのですか?

大島:最初に現在働いている幼稚園の概要を説明しますね。
ホーチミン初のベトナム人向け日本式幼稚園として、私の上司が2014年にスマイル幼稚園を立ち上げました。
様々な取り組みの結果、現在園児数は40人まで増加しています。
オープンから半年後に加入した私は、現在幼稚園の運営全般に携わっています。
具体的には日本語の授業、ベトナム人保育士の研修準備、採用面接、経理、
イベント企画及び実施等、役割は多岐に渡ります。

ベトナム人向けの幼稚園ですので、お客様は全てベトナム人。
日本人の方から入園のお問い合わせはありますが、現在は受け入れができない状況です。

このような特殊な幼稚園で教育に関わりたい!と前々から思っていたわけではなく、
つい一年前までは自分自身が何がしたいのかよくわかっていませんでした。

久木田:大島さんは、何をやりたいのか具体的に分からない状況からどのようにして今のお仕事を見つけたのですか?

大島さん 幼稚園のみんなと

大島偶然ある機会がやってきたんです!
大学卒業後は一年間アルバイトをして貯金し、世界旅行に行こうと思っていました。
その間に何かきっかけが見つかるのではないかと期待もしていました。

そんな中、学生向けの人材紹介をされている方とお話をする機会があり、
自分が海外と教育に興味あると気づいたのです。
さらに、その方の友人がベトナムで幼稚園を立ち上げているので、
一度会ってみたらと提案してくださいました。
正直幼稚園での仕事が自分のやりたいことなのか分かりませんでしたが、
インターンとして1週間ベトナムで働いた結果、
自分に向いていると感じ、スマイルで働ことを決めました!

働いていくうちに、ベビーブームによる市場の成長を実感しました。
また、ベトナムの幼児教育の課題解決策として、日本式の教育は需要があると確信しました。

 

-日本式の教育がなぜベトナムで求められるのか

久木田:思わぬところで人生のターニングポイントがあったのですね。
今のお仕事で感じる魅力、苦しい経験を教えてください。

大島:やはり子供たちの成長や笑顔を見ることができる点がこの仕事の魅力ですね!
また、子供の成長や笑顔をみたご両親が喜ぶ姿を見た時も嬉しいです。
ベトナムへ来て9ヶ月間、人見知りだった子が挨拶ができるようになるなど、
多くの子供たちの成長を見ることができました。

反対に苦しかった経験は、スタッフたちに自分の考えが伝わらないもどかしさを感じた時ですね。
例えば、同世代のスタッフにマーケティングの仕事を任せていたのですが、
ミスが多かったため、全行程を私と共にチェックするということを提案しました。

最初は、「私がやりたい」というプライドから反発、忙しさにかまけて
私も理由を伝えずにその提案をしたため、衝突してしまいました。
その後、時間を置き、場所を変え、スタッフの主張は理解していることを
説明したうえで改めて理由と共に再提案しました。
最終的にお互いの非を認め、私の提案を承諾してもらうことができました。

ですから文化、世代、言葉のとらえ方も含めた自分の気持ちの伝え方を追求することに日々奮闘しています。

久木田:子供の成長や笑顔を実感できることはとても素敵ですね。
そもそもなぜベトナムでは日本式の教育が求められるのですか?

大島:ベトナム人の教育への関心はそもそも高いのですが、
その背景には日本ブランドに対する信仰があるからだと考えます。
日本製の商品の品質の高さや勤勉で時間にきっちり、
責任感のある日本人の働きぶりが影響していると思いますね。
また、ベトナムの幼児教育にはいくつかの課題があります。

例えば、子どもの安全が確保されていないこと、マナーがしつけられていないこと、
自立が促進されないこと等です。こうした課題の解決手段として、
日本式の教育が注目されています。私たちの提供する教育の特徴は、
笑顔、自立、安全、しつけであり、これらがニーズにフィットしていると考えています。

大島さん サッカー

 

-海外就職に悩む若い方へ

久木田:日本、日本人への信頼があることが影響して、教育にも日本式が求められているのですね。

それでは最後にこれからの意気込みをよろしくお願いします。

大島日本式の教育をベトナムに浸透させるため、園児を増やし、
スマイル幼稚園も各地に開設できたらいいなと思っています。
それらを実現するために、ベトナム人教師の育成やサービスの充実等を心がけています。

海外就職について、私と同世代のみなさんにお伝えしたい事があります。
自分には難しいのではないか、関係ない世界ではないか、と考える方もいらっしゃると思います。
ただ、私の経験上、自分次第でどうにかできるものだと実感しています。
働く場所が日本でないというだけで 働くことに違いは無いですよ。
言葉の違い、文化の違いはありますが、それは楽しさの一部と捉え、
一歩踏み出して、海外就職することは”あり”だと思います!
普段会えないような方々と仕事ができることも海外就職の魅力の一つだと思いますよ!

久木田:力強いメッセージをありがとうございます!大島さんの夢が実現できるよう応援しています。
本日はお付き合いいただきありがとうございました。

追記:大島さんはその後ラジオにも出演されたようです。
大島さんのお話をオーディオで聞きたい方は、下記をクリックしてください。

http://jetstarradio.com/ohshima1/

大島さん ラジオ出演

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